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「二次電池」 とは

読み:
にじでんち

ニッケルやリチウムなどの金属化合物による化学反応を利用して発電する化学電池のうち、充電によって繰り返し使用できるもののこと。乾電池のように使い切りの「一次電池」と区別してこう呼ばれ、蓄電池ともいう。暮らしの中で使われる二次電池には、自動車に積まれているカーバッテリーのような大型のものと、携帯電話などモバイル機器の電源に用いられる小型二次電池がある。わが国で2008年に生産された二次電池の数は約17億7000万個で、一次電池を含めた総生産量の3分の1を占める。また、生産額は同じく85%にあたる7200億円だ。

使用済みカーバッテリーのリサイクルについては、不法投棄への懸念から(社)電池工業会が「自動車用バッテリーリサイクルシステム」を構築し、電池メーカーによる下取り方式を推進している。販売店などが、交換に伴って発生したりユーザーから引き取ったりした使用済みのカーバッテリーを一定量まで保管し、電池メーカーが回収する仕組みだ。一方、小型二次電池については、資源有効利用促進法に基づく電池・機器メーカーによる回収・リサイクルが2001年から行われている。

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