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「川の通信簿」 とは

読み:
かわのつうしんぼ
英名:
Report Card of River

全国の河川の現状を把握するため、国土交通省が2002年度から定期的に行った調査。市民の目による河川空間評価を行うことを目的として、市民団体との共同作業でアンケート調査を実施した。5段階評価によって良い点と悪い点を把握し、魅力ある河川空間の保全や、問題点の改善につなげることを目指す。水質の汚濁状況だけではなく、トイレや休憩場所の状態、案内看板の見やすさなど、さまざまな項目について河川を評価する点が特長だ。

2002年度は全国39の1級河川・251カ所で試行調査が実施され、5つ星評価はゼロだったが、北海道帯広市にある十勝川水系札内川の札内川親水公園など31カ所が4つ星の評価を受けた。2009年度の調査は236河川・665カ箇所で1万4339人が参加して実施され、5つ星評価は5カ所あり、全体の約半分が4つ星評価となった。調査後には、一部を除き市民からの意見を踏まえた改善が図られる。

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