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「水質事故」 とは

読み:
すいしつじこ

 主に河川で、人為的な原因による魚の大量死、異臭、油浮きなどの異常が突発的に発生すること。工場などでの操作ミスや機械の故障、交通事故、廃棄物の不法投棄などにより、河川に油や化学物質などが流出することで起きる場合が多い。国土交通省の調査によると、2006年の一級河川における水質事故発生件数は1500件で、2001年の約2倍に増えた。水質事故が年々増加している理由としては、住民から寄せられる事故情報の増加があげられる。また、上水道の停止に至る重大な事故は38件あった。同省の霞ヶ浦河川事務所では、ゴミの不法投棄や水質事故の防止を呼びかける目的で、ゴミ投棄や水質事故の実情がひと目でわかる「霞ヶ浦ゴミマップ」と「霞ヶ浦水質事故マップ」を作成し、配布している。霞ヶ浦水質事故マップには、その年度や月までの水質事故の種別の発生状況を地図上に示しているほか、過去5年間の事故発生件数や、近年の沿川市町村での事故件数などを掲載している。

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