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「下水道水環境保全率」 とは

読み:
げすいどうかんきょうほぜんりつ
英名:
Percentage of Sewage Water Conservation

下水処理の普及に加えて、水質保全効果とあわせた「くらしと環境の総合評価指標」のこと。高度処理など下水道に求められるさまざまな機能が、どの程度整備されているかを示す。下水道事業の進捗状況を表す指標としては、全人口における下水道使用可能な人口の割合を示す「下水道処理人口普及率」がある。しかし、地域によってはより高度な処理や雨水対策が必要であり、その整備状況は人口普及率で表すことができない。このため、国土交通省は2003年に下水道水環境保全率を導入した。

2005年度末現在のデータによると、下水道処理人口普及率が69.3%であるのに比べて、下水道水環境保全率は31.4%と2分の1しかない。このことから、合流改善や高度処理については著しい地域間格差があることがわかる。国交省では、地域の整備状況を踏まえて、下水道の普及促進とともに合流改善や高度処理の推進が必要であると分析している。

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