買い物に自分の袋（マイバッグ）やエコバッグをもって行き、レジ袋を使わないで環境への負荷を減らす運動のこと。マイバッグの持参は家庭ごみの約６割を占める容器包装廃棄物を減らすのに効果があるため、3Rを推進するために国や地方自治体、スーパー・小売店などがさまざまなキャンペーンを行っている。レジ袋を有料にしたり、レジ袋を使わない場合にスタンプを押して商品券と引き換えたりするといった取り組みを展開する店も多い。
兵庫県のコープこうべでは、1978年に「買い物袋再利用活動」を始めて以来、マイバッグ運動に力を入れている。また、静岡県袋井市のように、市民と事業者、行政が連携して協議会をつくり、マイバッグ運動を推進する自治体もある。最近は、ペットボトルをリサイクルした袋やデザイナーズブランドのものなど、おしゃれなマイバッグも販売されている。
