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「ペットボトル」 とは

読み:
ぺっとぼとる
英名:
PET Bottle

ポリエチレン・テレフタレート(PET=ペット樹脂)でできたボトル型容器。丈夫で割れにくく、軽くて見た目も美しいことから、1980年代になって清涼飲料への使用が認められると、ガラスびんや缶に代わる飲料用容器として需要を伸ばした。その一方で、自然に分解しないため環境負荷が大きく、リサイクルのための処理も難しいため、使用後の処理が大きな問題となった。

1997年に施行された容器包装リサイクル法により、リサイクルが義務づけられた。対象となるのは、清涼飲料や酒、食料品、調味料などの入ったボトルだ。消費者が分別排出した後に地方自治体が分別収集したり事業者が回収したりしたボトルはリサイクルにまわされる。

手法としては、主に衣服や他の樹脂製品の原料として再利用するマテリアルリサイクルが行われている。また、化学的に分解して再びペット樹脂にするケミカルリサイクルもある。さらに、リサイクルして新たなボトルに再生する「ボトルtoボトル(B to B)」の取り組みも進められている。

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