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「バイオプラスチック」 とは

読み:
ばいおぷらすちっく
英名:
Bio Plastic

廃棄した後に微生物のはたらきで分解するプラスチック。生分解性プラスチックともいう。プラスチック製品は便利である半面、種類によっては焼却すると有害物質を発生する場合があり、埋め立てても分解しないため環境への負荷が大きい。こうした課題を解決するため、植物など有機性資源(バイオマス)からつくるプラスチックの開発が世界各地で進められている。原材料に植物を用いているので、カーボンニュートラルであるのも特長だ。

バイオマスからつくるプラスチックは、開発当初、石油からつくるプラスチックよりも外部からの衝撃に弱く、燃えやすいといった短所があった。このため、キャップやシール、フィルムなど一部の用途に限られていた。しかし、技術開発が進んでこれらの弱点を克服したプラスチックが登場し、OA機器などにも利用されている。日本バイオプラスチック協会は、有機資源に由来する物質を構成成分として一定量以上含むプラスチック製品にシンボルマークの表示を許可する、「バイオマスプラ識別表示制度」を設けている。

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