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「バイオスフェア」 とは

読み:
ばいおすふぇあ
英名:
Biosphere

生物が存在する場所としての地球全体のことを指す言葉。「バイオスフィア」とも呼ばれ、日本語では「生物圏」と訳される。19世紀初めにフランスの博物学者であるラマルクが、大気圏・水圏・岩石圏に対する概念として提唱した。地球をひとつの生態系ととらえて、生命活動の営まれる「地球の表層」という意味で使われる。

米国のアリゾナ州には、「バイオスフィア2」という施設がある。約4万平方mのガラスでできた温室のような空間の中に、熱帯雨林、サバンナ、砂漠、湿地、海洋、農地などの生態系を再現したものだ。日本にも、閉鎖空間に生態系を人工的につくり出して実験を行う施設がある。青森県六ヶ所村の「ミニ地球」はそのひとつだ。これらと区別して、地球全体のことを「バイオスフィア1」と呼ぶこともある。

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