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「コールドスタート」 とは

読み:
こーるどすたーと

 長い時間エンジンを停止していた自動車を、エンジンが冷えた「冷機」状態のままで始動、発車させること。日本語で「冷始動」という。冷えたエンジンを早く円滑な運転状況に近づけるため、空気の供給量を多くしてエンジン回転速度を高くするなど、この間は通常の運転時に比べ、多くの燃料を消費する。このため、エンジンが暖まるまでの初期ほど燃料を多く消費する。また、排ガス浄化用の触媒も温まっていないため、浄化装置が十分に機能しないこともあり、通常の運転時よりも排ガスに含まれる化学物質の量が増えるとされている。国土交通省は、道路運送車両の保安基準の細目を定める告示などの一部を改正し、2006年11月に公示した。その中で、乗用車などの軽・中量車の排出ガス試験モード(走行パターン)について、コールドスタート測定法である11モード法をJC08Cモード法に変更した。JC08Cモード法とは、一定条件下で冷機した自動車について、原動機の始動後ただちにJC08Cモードにより走行を行い、その時の排出ガスを測定する方法のこと。一方、暖気状態からの始動、発車を「ホットスタート」という。

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