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「えひめ方式小型焼却炉」 とは

読み:
えひめほうしきこがたしょうきゃくろ
英名:
Ehime System Small-Sized Refuse Incinerator

ダイオキシン類の発生を簡易に削減できる小型焼却炉。従来、小型焼却炉ではダイオキシン対策が難しいとされていた。愛媛県は、2002年からのダイオキシン類規制強化に対応するため、排ガスなどのダイオキシン類濃度を国の基準値以下に抑えることのできる小型焼却炉の開発を、愛媛大学農学部に委託した。その結果、二段階燃焼と吸着剤除去を併用することで、排ガスや焼却灰などのダイオキシン類濃度を、国の基準値の100分の1以下とすることに成功した。

同県は、この「燃焼強化・吸着除去併用型」の小型焼却炉総合的管理システムを、「えひめ方式」として提案している。同方式には、小型焼却炉から発生するダイオキシン類を効果的に削減するため、出さない(ガス化燃焼・吸着除去方式)、残さない(灰、吸着剤の無害化処理)、見逃さない(定期監視、メンステナンス)という3つの特長がある。

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