食品事業者が、消費者からの信頼を得るために自らの事業活動を「見える化」したり、情報のやり取りを行ったりする取り組みを「フード・コミュニケーション」という。農林水産省はこうした活動を促すため、FCP(フード・コミュニケーション・プロジェクト)を推進している。FCPの一環として策定された「協働の着眼点」は、消費者の食への信頼を向上させるための、食品事業者による取り組みのポイントをまとめたもので、関係者間の共通言語として活用される。また、岩手県など地方自治体によるFCP支援の動きもある。
FCPを進めることで、消費者と食品事業者はそれぞれどのように変わるのだろうか?
都道府県など地方自治体によるFCPへの取り組みには、どのようなものがあるのだろうか?