アジア太平洋地域の非公式環境大臣会合。1991年から環境省の主催で開かれ、通称「エコアジア」と呼ばれる。同地域における環境政策の進め方などについての意見交換を行い、協力を推進することを目的として、各国の環境大臣や国際機関、民間団体、学識経験者などが参加した。また、環境政策の向上を目指したプロジェクトの促進や、持続可能な開発の実施に関する経験の共有を目指した取り組みなどを検討した。
2008年に名古屋市で行われた第16回エコアジアには、日本を含む11カ国と16国際機関の代表などが出席。生物多様性をメインテーマとして、同地域が取るべき立場や協力のあり方などについての議論が行われた。そして、生物多様性国家戦略の重要性などが議長サマリーとしてまとめられた。
