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「JBIC」 とは

英名:
Japan Bank For International Cooperation

国際協力銀行の英名略称。1999年に日本輸出入銀行(輸銀)と海外経済協力基金(OECF)が統合されてできた。現在は(株)日本政策金融公庫の国際部門であり、わが国の対外経済政策を担う政策金融機関として、日本と国際経済社会の発展と国民生活の向上に貢献することを使命として、さまざまな業務を行っている。主な事業は、海外における資源開発や産業の国際競争力の維持・向上、国際金融秩序の混乱への対処などだ。また、2010年には地球温暖化防止などの地球環境保全を目的とする海外事業の促進が追加された。

JBICは地球温暖化対策事業において、民間資金の呼び水としての機能を果たす立場にある。これまでに「JBICアジア・環境ファシリティ」や、環境改善などの長期的なインフラ課題に対応する「環境投資支援イニシアティブ」に基づく取り組みを進めている。具体的には、インドにおける高効率火力発電設備製造事業支援や再生可能エネルギー省エネ案件を対象とする事業開発等金融などを手がけている。また、世界各国における再生可能エネルギープロジェクトを支援するため、ブラジルやアンデスなどの開発銀行との間で地球環境保全に役立つ貸付契約に調印している。

一方、国内では、横浜市と環境・都市インフラ事業に関する相互協力についての業務協力協定を締結するなど、自治体との連携による海外での環境ビジネス支援に力を入れている。

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