サイト内
ウェブ

「GTL技術」 とは

英名:
Gas to Liquid Technology

天然ガスを人工的に液状化して、灯油や軽油などをつくり出す技術。あらゆる分野で環境負荷の低減が求められているなか、燃料の品質面でも有害物質の排出量が少ない高純度化が不可欠となっている。GTLは、公害の原因となる硫黄分やベンゼンなどの物質をまったく含まず、次世代のガソリン代替燃料を製造できる技術として注目されている。

日本では、(独法)石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)が民間企業と共同で国産GTL製造技術の開発に取り組み、2004年にパイロットプラントの建設と生産テストにこぎつけた。また、日本GTL技術研究組合も設立された。JOGMECは2010年2月にまとめた実証研究の中間報告書で、近年のエネルギー情勢の変化などを勘案して、GTL技術の商業化はエネルギーの自主権益比率の向上に役立つと強調している。

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。