サイト内
ウェブ

「GHS」 とは

英名:
Globally Harmonized System

化学物質の危険有害性の分類と情報伝達に関する、世界統一システムのこと。日本名を「化学品の分類及び表示に関する世界調和システム」といい、国連GHSとも呼ばれる。各国政府が化学品をその危険有害性 (ハザード)ごとに分類し、危険性や有害性が一目でわかるようなラベルの表示や安全データシートを提供する場合に、世界統一のルールに従っていくことを目的としている。2003年に国連がGHSの実施を勧告し、国際的な実施目標も定められた。

日本では「GHS分類マニュアル」と、「GHS分類に関する技術上の指針」が策定され、2006年度から約2年をかけて、化管法や安衛法、毒劇法などに基づく約1500のMSDS交付対象物質についてのGHS分類が参考値として実施、公表された。また、2009年には「GHSに基づく化学物質等の分類方法」に関する日本工業規格(JIS)が制定された。さらに同年、分類マニュアルと技術指針を統合した政府向け「GHS分類ガイダンス」ができ、2010年7月に改訂されている。

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。