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海野和男のデジタル昆虫記

E-5、ドラマチックトーン

E-5、ドラマチックトーン
2010年11月14日

 小諸アトリエにもようやく光回線を入れることができた。今までは遠隔地モデムのDSLで、ISDN程度の速度しか出なかったのだから、たいへんな進歩だ。具合が悪かった電話も、ひかり電話にしたら、とても良くなった。工事の間に、車のタイアをスタッドレスに交換したりした。冬はもうじきだ。
 さて、オリンパスE-5を入手した。今年はオリンパスのカメラはPENのみ使用していたが、レンズはEシリーズの方が充実している。重いことを除けば、PENで培ったオリンパスの現時点での最高レベルの技術がつまっているわけだから、レンズが良いE−5の方が思った写真が撮れるだろう。そして邪道だが、実は何よりも楽しみだったのはドラマチックトーンと名付けられたアートフィルター。
 夏にカタログ撮影で使った時はこのフィルターの存在すら知らず、山岸伸さんのカタログ写真を見てびっくりしてしまったのだ。まあ、ぼくがアートフィルターでチョウを撮ってもカタログでは使用されないに決まっているが・・・・
 今日は撮影時間があまりなかったので、ドラマチックトーンのみで撮影した。参考のために下に載せた写真はRAWから普通の現像をしたものだ。風景にこのフィルターを使うと、まったくドラマチックでない風景がドラマチックな光景に変わってしまうから恐ろしい。こんなのアリかなと思うフィルターだが、使えばやみつきになること間違いない。何しろアートフィルターなど邪道と思っているぼくがはまってしまったのだから。
 実際ドラマチックな光線状態ではこのフィルターは良い効果を出さないように思うが、天気の悪い時など、使ってみるとびっくりするだろう。ライブビューで効果を見てから撮影という手もあるが、こんなふうになるだろうと予想して、ドラマチックトーンに合いそうな風景を探すのが楽しそうだ。

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