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あと20年も馬車馬のように働くのはムリ!長男の進路問題を機に夫婦で決めた目標とは?「賃貸か持ち家か? こだわりマイホームを手放して賃貸生活でお金も貯まりました」【作者インタビュー】

  • 2024年5月8日
  • Walkerplus

4LDKの新築注文住宅を建てて憧れのマイホーム生活を送る...はずだったアベナオミさん一家。現実は、10年も経たないうちに築36年の賃貸マンションへ引っ越し、しかも間取りは5人家族で2LDK...。ローンが払えないわけでも、転勤でもないその理由とは!?「賃貸か持ち家か?こだわりマイホームを手放して賃貸生活でお金も貯まりました」連載第9回目は、今後20年続く子育てを無事乗り切るため、夫婦2人で目標を決めたお話。



作者のアベナオミ( @abe_naomi_ )さんは夫と2男1女の5人家族。夫婦共働きで子育てしながら、念願の広々マイホーム生活を満喫していたが…広すぎる家はメリットもあるけど、デメリットもあった!部屋までいちいち遠い、掃除も庭の手入れも広すぎて大変、冷暖房費はかさむし、大きな収納があるからとかえってモノが増えていく、余計に部屋は片付かない。あげく町内会の当番まで回ってきて、どんどんタスクが山積みに。そんな中、たまたま生前整理を考えたことをきっかけに、よりミニマムな生活、防災を意識した室内環境を整えていったアベさん。なんとこの広いマイホーム自体が家族にとって不要かも!?ということに気づいてしまった…子どもたちの進学や老後など将来のお金の不安も考慮して、最大の固定費であるマイホームを手放すことを、ついに決断する!

断捨離、片付け方、家庭の防災から、子どもの教育方針、将来のための資金計画、不動産売却まで、暮らしや子育てのヒントが満載。住まいに困っている人も、困っていない人も、ぜひ一読いただきたい、お役立ち実録コミックエッセイ。

■今のままの生活じゃ子育て終了と同時に倒れてしまう…
お金についての話し合いから、同じ目標を持つことにしたアベさん夫婦。「子どもの進路はできるだけ希望を叶える」を目標の1つに決めたが、現在長男が私立中学への進学を希望しており、これからかなりお金がかかりそうだ。

しかし、あと20年馬車馬のように働き続けられるか…というと自信はない。子育てを乗り切るにはお金も健康も必要だと気づいたアベさん夫婦は、「資産運用」で収入を増やすことに決めた。

■漫画の仕事をきっかけに資産運用を本格化
資産収入を増やすために労働と倹約を頑張ることを4つ目の目標にしたアベさん夫婦。アベさんが実際に行ってきた資産運用について聞いてみた。

――前回のエピソードでつみたてNISAを始めたアベさんですが、そのほかにも資産運用はされていますか?

現在は、つみたてNISAも続けつつ、NISA枠を使っての国内株式や、アメリカの投資信託、ほかにもFXなどを運用しています。つみたてNISAで少し株の運用を始めたタイミングで「ゼロから始められる!マンガ 株 超入門」(西東社)の漫画を担当したことで、理解度が深まり個別株への投資を本格化。その後「ゼロから始められる!マンガFX超入門」(西東社)の漫画を描いたことでFXもはじめました。FXを初めてすぐ為替介入で大失敗することもありましたが、自分の描いた本を頼りに運用を続け、今ではFXは副業になりつつあります。細かいところですが、ポイント投資なども楽しみながらやっていますよ。

――夫婦の目標を決めただけでなく、それをお互いのスマートフォンに記録しておくというのはとてもいいアイデアだと思います。今でも見返すことはありますか?また、夫婦の目標も変化することはあるのでしょうか?

もちろん見返します!夫婦でお金の話をしたり家計改善の話し合いのときは見返します。これから先、目標が変化したり、項目が増えたりすることはあると思います。アラフォー夫婦なので、体力面や更年期などこれから不安材料まみれですからね。そのときの、最適な選択をできるように身軽に生きていければいいと思います。

――今後の活動について教えてください。

今年も数冊のコミックエッセイの執筆をする予定です。そのほか、連載や単発のお仕事も進めつつ、もう一つのライフワーク、防災士としても講演活動など頑張れたらいいなと思っています。東日本大震災で子連れ被災したのをきっかけに、2016年に防災士の資格を取得しました。2017年から防災セミナー講師をスタート。ご依頼があれば、全国どこへでも行くスタンスで北は秋田から南は福岡まで行きました。2022年秋には石川県立図書館の防災イベントに呼んでいただきました。

しかし、今年の元旦の能登半島地震の発生で、3.11のときからなかなか改善しない災害後の生活や、災害にあったことのあるエリアとの備える意識の住民の温度差を痛感。防災対策の大切さを呼びかける私の活動は、まだまだ足りてないんだな〜と自分の力不足を感じました。震災から13年経過しましたが、「被災ママに学ぶ小さな防災アイディア40」(学研プラス)や「防災のトリセツ」(マイナビ)など拙著から抜粋したイラストを使った、誰でも楽しみながら気軽に参加できる防災セミナーをモットーに、これからも防災対策の大切さを全国に伝え続けていきたいと思います。

――読者に向けてメッセージをお願いします。

我が家の生活の見直しっぷりはいかがでしたでしょうか?少しでも読者の皆様の生活にお役に立てる情報があればうれしいです。ウォーカープラスで私のコミックを読んでいただき、誠にありがとうございました!



一軒家の理想と現実に悩み、生前整理やお金についての夫婦の話し合いを経て、さらに身軽になっていくアベさん一家。「賃貸か持ち家か?こだわりマイホームを手放して賃貸生活でお金も貯まりました」には、今すぐ実践できる片付け方法や節約術が満載なので、ぜひ手に取ってみてほしい。


取材協力:アベナオミ( @abe_naomi_ )

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