ぼくの子供の頃、50年近く前はウスバシロチョウは、都会の子供にとってはあこがれのチョウだった。小学生や中学生の頃は、5月になると八王子や高尾山に、ウスバシロチョウを採りに行った。それでも一日の5匹も捕まえられれば上出来だった。
それが大学を卒業する頃、1970年頃だが、突然増えだしたように思う。それはギフチョウが減少しはじめた時期でもある。
ウスバシロチョウは1970年から今まで、ずっと増え続けているチョウのようにも思う。ぼくが昆虫写真家としてフィールドに出る時間が多くなったこともそう思わせる原因なのかもしれないけれど、この50年間で減ったチョウも多いけれど、増えたチョウも実は多いのではないかと思う。
E-330 8mm+EC14
◎ぼくの写真や動画の携帯サイト「昆虫大図鑑」が公開されました。ITmediaのこのページや、アッブスのこのページに紹介されています。
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