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「V寝はやべーぞ」現実の雑念がすべて吹き飛ぶ!話題の“VR睡眠”で不眠が緩和した話【作者に聞く】

  • 2024年5月2日
  • Walkerplus

このゴールデンウィークはたっぷりと寝て、日ごろ蓄積された睡眠負債を解消したい!と思っている人も多いのでは?本稿では、そんな睡眠にまつわる自身の体験を描いた、野森ノケさんの漫画「VR睡眠で不眠が緩和された話」を紹介したい。



■「非現実世界」と「カワイイ」のコンボで雑念が吹き飛ぶ!
野森さんは、布団に入ると翌日の仕事のことを考えてしまったり、仕事に関する悪夢をみてしまったりと不眠に悩まされていた。そんなとき、VR空間の中でそのまま寝る「VR睡眠」というものを先輩から教わり、チャレンジしてみることにした。

VRゴーグルを装着して仰向けで寝ると、目の前には動物たちのかわいい姿が。「非現実世界」と「カワイイ」のコンボで、現実の雑念をすべて吹き飛ばしてくれる。

その夜は悪夢を見ることなくやすらかに眠ることができた。朝起きると、真っ先に「カワイイ」が飛び込んできて目覚めもばっちり。「VR睡眠、かなり健康にいいんじゃないか…?」とそのスゴさを実感した野森さんであった。

■現実ではあり得ない体験ができるのがVRの魅力
本作は2022年にXに投稿されたもの。1.9万いいねと多くの反響があったことについて、最初は驚いたという。

「同じように不眠に悩まされている方が多くて驚きました。VRヘッドセットをつけたまま寝るVR睡眠は眠りも浅く、あまり健康にいいとは言えないかもしれないのですが、こんな世界や方法もあるんだということをいろいろな方に知っていただけてうれしかったです」

野森さんがVRChatやVRゲームを始めたのは3〜4年前で、ちょうどコロナでなかなか外出ができなくなってしまった時期だ。VR歴が長い野森さんにその魅力を教えてもらった。

「VRChatなどのVRゲームは『なりたい姿になって、現実ではあり得ない世界にも実際に入り込んで体験できる』ところが、VRならではの魅力だと思います。VRChatでは周りにいろいろな人がいてコミュニケーションを取れるので、楽しさをその場で誰かと共有できるところがおもしろいです」

おもに日常漫画を描いている野森さん。本作以外にも、ほんの数分前のことを忘れてしまう「記憶力の不思議」も大きな反響を呼んだ。漫画を描くときは、日常生活の中で自分が思ったことや感じたことが、読者にわかりやすく伝わるよう意識しているという。今後は、最近の作品「そうぞうのじかん」のように、第三者の視点に立ったオリジナル漫画も描いていきたいと意欲を示す。




取材協力:野森ノケ(@nomori_noke)

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