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憧れの庭は雑草天国で毛虫が大量発生!庭の管理ってこんなにお金がかかるの?「賃貸か持ち家か? マイホームを手放して賃貸生活でお金も貯まりました」【作者インタビュー】

  • 2024年3月26日
  • Walkerplus

4LDKの新築注文住宅を建てて憧れのマイホーム生活を送る...はずだったアベナオミさん一家。現実は、10年も経たないうちに築36年の賃貸マンションへ引っ越し、しかも間取りは5人家族で2LDK...。ローンが払えないわけでも、転勤でもないその理由とは!?「賃貸か持ち家か? こだわりマイホームを手放して賃貸生活でお金も貯まりました」連載第3回目は、アベさん夫婦が、憧れのガーデニングを楽しもうと作った庭の管理に想像以上に苦戦したお話。



作者のアベナオミ(@abe_naomi_)さんは夫と2男1女の5人家族。夫婦共働きで子育てしながら、念願の広々マイホーム生活を満喫していたが…広すぎる家はメリットもあるけど、デメリットもあった!部屋までいちいち遠い、掃除も庭の手入れも広すぎて大変、冷暖房費はかさむし、大きな収納があるからとかえってモノが増えていく、余計に部屋は片付かない。あげく町内会の当番まで回ってきて、どんどんタスクが山積みに。そんな中、たまたま生前整理を考えたことをきっかけに、よりミニマムな生活、防災を意識した室内環境を整えていったアベさん。なんとこの広いマイホーム自体が家族にとって不要かも!?ということに気づいてしまった…子どもたちの進学や老後など将来のお金の不安も考慮して、最大の固定費であるマイホームを手放すことを、ついに決断する!

断捨離、片付け方、家庭の防災から、子どもの教育方針、将来のための資金計画、不動産売却まで、暮らしや子育てのヒントが満載。住まいに困ってる人も、困っていない人も、ぜひ一読いただきたい、お役立ち実録コミックエッセイ。

■庭を持って初めてわかった、賃貸の管理費のありがたみ――
賃貸ではできなかったバーベキューやガーデニングを楽しもうと、庭にルーフ付きテラスと植栽エリアを作ったアベさん。しかし、入居してしばらくするとルーフ付きテラスはハチの住処に。さらに庭は雑草天国となったうえ、毛虫が大量発生!庭の管理には想像以上に時間とお金がかかることを思い知らされる…。

■憧れのガーデンライフは一度も実現できずに卒業へ…
刈ってもすぐに伸びてくる雑草と何百匹単位で発生する毛虫に翻弄されたアベさんに、マイホームガーデンの理想と現実について聞いた。

――今回は「理想のマイホームガーデン」についての回でした。夢見ていたガーデンライフで実現できたことはありましたか?

結局一度も実現できずに、ガーデニング生活を卒業してしまいました。お庭を持ってすぐはホームセンターに足しげく通い、お花の苗やかわいい動物のデコレーショングッズを購入していましたが、仕事の締め切りに追われているうちに雑草が育ってジャングルのようになり、かわいいウサギの置物も草の影に隠れて見えなくなってしまいました。

――理想と現実はけっこう違っていたマイホームガーデンですが、もっともしんどかったのはどんなところでしょうか。

桜の木に発生する毛虫が一番つらかったです。ビジュアルももちろんつらかったですが、毛虫用の殺虫剤の出費がもっとも痛手でした。木のてっぺんまで発生した毛虫を駆除するために1年に5〜7本の殺虫剤を使います。1本1000円前後もするので、なかなかの出費です。駆除したあとも予防的に使用するスプレーなどもありました。ジャングル化した雑草を刈り取るためにも、ずいぶん散財しましたね…。

――お子さんたちが庭で遊ぶこともありましたか?

お庭があれば遊ぶと思っていましたが、長男と次男は私たち夫婦に似てインドア派。あまりお庭に興味を持ちませんでしたね(涙)。バーベキューもやってみましたが、息子たちは興味を持ちませんでした(汗)。末っ子のモナカちゃんはお外大好きだったので、一番お庭で遊んだと思います。コロナ禍の頃は小さな砂場を作って遊んでいました。コロナで一斉休校だったときは、自宅の中から見える桜が心に沁みましたね。

しかし、元気すぎるモナカちゃんにはお庭は物足りず、すぐに近くの遊具のある公園に行くようになりました…(白目)。



次回は、実際に加入してみないとわからない町内会の実態について紹介する。地域ごとに差がある町内会だが、土地を決めるときは意外と見落としがち。住宅購入を考えている人は必見の内容だ。


取材協力:アベナオミ(@abe_naomi_)

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