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【漫画】「時間を奪う電話」はしたくない、けど…!実感こもる、仕事上での「電話否定派」のジレンマ

  • 2023年2月2日
  • Walkerplus

連絡しようと思った時、すぐに直接話を伝えられる「電話」は、ビジネスで欠かせない連絡手段。けれど、メールやSNS、チャットツールなど多種多様な連絡手段がある中で、あえて電話はしたくないと感じる人もいるもの。そんな、働く中での電話にまつわる葛藤を描いた短編漫画が「コミュ症の私が、電話を強要してくる上司を論破する方法」だ。コミュニケーションが苦手と自認する作者のジョセフ鶴屋(@yukkurishitette)さんに本作の舞台裏を訊いた。

■仕事の電話はしたくない!けれどかかってきたら…?割り切れない葛藤にクスり
取引先との連絡に「電話で確認したか?」と暗に催促する上司に、内心で「(はい出た電話強要)」と毒づく“私”。電話を「相手の時間を奪う行為」だと考え、「落ち着いて要件をまとめられる」「記録として残る」という理由から、電話ではなくメールで相手に連絡する。

だがその直後、メールを送った相手から電話がかかってくる。「何か問題ありました…?」とうろたえる“私”に、取引先の人は「お礼を言いたくて!」と熱弁。メールの内容が分かりやすく一緒に仕事ができて嬉しいという思いを伝えたかったという電話に、「嬉しくねーし。」と、“私”は強がりながらも思わず頬が緩んでしまう。

苦手な電話での思いがけない出来事に、パニックになった“私”は「やっぱり電話は良くない」と、口頭での会話の“強さ”にたじろぐのだった。

■「電話すべき」「反対派」それぞれの思いが垣間見える“ビジネスあるある”
ジョセフ鶴屋さんは、コミュニケーションが苦手な“コミュ症”さんたちの失敗や悩みを4コマで描くWEB漫画「コミュ症人間」シリーズをSNS上で公開。1.3万いいねを集めた「コミュ症は会話した後にこうなる」など、同シリーズで描かれる“コミュ症あるある”にはたびたび共感が集まっている。

今回の作品もコミュニケーションにまつわるエピソードながら、シリーズとは別世界の独立した読み切り作品として描いたというジョセフ鶴屋さん。「“コミュ症人間”をこれまで読んでくださっている方向けに物語を展開させていこう」とシリーズの方向性を変化させることに合わせて、「新規で読みやすいものをジャンル関係なく挑戦してみよう」と、読み切り作品を描いたという。

その中で「電話」を題材にしたのは、「個人的には電話反対派なのですが、日頃から上司には電話しろとしつこく言われておりまして」と、仕事上で感じる葛藤を「自分以外にも同じことを思う方々が世の中にはいっぱいいるのかなぁ」という思いからだと話す。

電話をかけさせたがる理由も、かけたくないと思う心の内も理解できる、ビジネスあるあるな一幕を描いた作品。普段何気なく電話をかけている人も、双方の立場になって読んでみると違う一面が見えるかもしれない。

画像提供:ジョセフ鶴屋 WEB漫画描く人(@yukkurishitette)

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