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今週末(11月12・13日)の紅葉見頃はここ!全国のまもなく見頃を迎える紅葉名所ガイド

  • 2022年11月10日
  • Walkerplus

11月も中旬にさしかかり、平野部でも紅葉の兆しが訪れつつある。山に近いスポットは見頃真っ盛り、アクセスしやすい名所でもまもなく見頃を迎える今、今週末におすすめの紅葉スポットをエリアごとにピックアップして紹介しよう。

※各スポットの見頃は2022年11月9日時点の情報です。最新の情報は公式サイト等をご確認ください。
※その他の内容は取材時点の情報です。また、写真は2021年以前のものです。

■【関東】まもなく見頃を迎えそうな名所

■【関東・栃木県】塩原 / 温泉が点在する渓谷の吊橋から眺める紅葉美
色付き状況:今見頃(※2022年11月9日現在)
渓谷を造り出した箒川(ほうきがわ)に沿って泉質の異なる温泉が点在し、塩原11湯と言われている。塩原もの語り館の裏手に架かる紅の吊橋の周辺は、秋の紅葉シーズンになると一面真っ赤に染まる。紅葉と流れる箒川の渓谷のコラボレーションも魅力。遊歩道も整備されており、「回顧コース」や「やしおコース」など、行程や所要時間が異なる複数のハイキングコースがあるので、目的に合わせて選んでみよう。


■【関東・群馬県】徳明園 / 見頃が長い、エリア屈指の庭園紅葉美
色付き状況:今見頃(※2022年11月9日現在)
徳明園は、そのスケールの大きさで北関東屈指の名園と評される日本庭園。隣接する洞窟観音の建設と並行して造園が進められた。庭園は枯山水、池泉回遊、苔庭、石庭の4つのエリアからなり、それぞれに群馬の銘石とされる三波石の巨石とモミジがふんだんに配置、植樹され、紅葉の名所として名高い。庭園の特徴である高低差により色づき時期が異なるため、紅葉の見頃は例年11月中旬から12月上旬までと比較的長く、三十九観音の御利益洞窟観音の参拝と秋の紅葉庭園を一緒に楽しめる。


■【関東・神奈川県】丹沢湖 / 紅葉と湖のコントラストが美しい紅葉スポット
色付き状況:色付き始め(※2022年11月9日現在)
かながわの景勝50選に選定されている丹沢湖は、緑と紅葉が静かな湖面に映える美しい湖。紅葉は11月上旬から色づきはじめ、11月中旬に最盛期を迎える。ボートにのって湖上から360度の紅葉を楽しむのも趣深い。周辺にはヤマメやワカサギ、鹿刺身やしし鍋といった丹沢湖の豊かな自然を味わえる食事処も多く、さらに日帰り温泉もあるので、紅葉を楽しむチョイ旅には最適だ。



■【甲信越】まもなく見頃を迎えそうな名所

■【甲信越・長野県】懐古園 / 苔むした石垣と紅葉のコントラストが見事
色付き状況:今見頃(※2022年11月9日現在)
長野県にある懐古園は元々は小諸城があった場所で、1926(大正15)年に造園の権威・本多静六氏の設計により、近代的な公園として整備された。400年を超える苔むした石垣の緑と、黄、橙、朱に染まる紅葉した園内のケヤキやモミジ、そしてカエデなどの樹々とのコントラストが見事。11月上旬に見頃を迎え、各所で燃えるような紅葉を見ることができる。特に、紅葉ヶ丘の紅葉もさまざまな色に染まり、大変美しい。


■【甲信越・新潟県】弥彦公園(もみじ谷) / 朱色の観月橋と鮮やかに色づいた紅葉が見事
色付き状況:今見頃(※2022年11月9日現在)
滝や渓流、トンネルなど日本の風情を感じられる公園。約4万坪に及ぶ広大な園内の秋は、最も美しく鮮やかに彩られる季節で、朱色に塗られた観月橋と紅葉が織りなす景色が訪れる人の心を和ませる。例年、10月中旬から下旬にかけて木々が色づく。また、「もみじ谷」は観光の名所としても知られ、景観と調和がとれた厳かな空間に包まれたさまは壮観だ。



■【北陸】まもなく見頃を迎えそうな名所

■【北陸・石川県】那谷寺 / 白い奇岩と紅葉のコントラストが鮮やか
色付き状況:今見頃(※2022年11月9日現在)
2015年にフランスの旅行ガイドブック「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」に石川県南加賀から初めて掲載され、一つ星に格付けされた寺院。23万平方メートルの境内には重要文化財が点在する他、紅葉時にはイロハモミジ、ヤマモミジ、ハウチワカエデなどが赤々と色づき、白い奇岩遊仙境の岩肌に映える。例年、10月下旬頃から色付き始め、11月上旬から11月下旬頃にかけてが紅葉の見頃となる。



■【東海】まもなく見頃を迎えそうな名所

■【東海・静岡県】寸又峡 / エメラルドグリーンの川面に紅葉が映える
色付き状況:今見頃(※2022年11月9日現在)
【※2022年の紅葉まつりは開催されません。詳細は公式サイト等でご確認ください】
静岡県大井川支流の寸又川の峡谷で、秋には木々が赤や黄色に色づき、鮮やかな景観が楽しめる。夢のつり橋や、かつて森林鉄道が通っていた飛龍橋などからの眺望は見事。温泉街から、夢のつり橋、飛龍橋をめぐる遊歩道コースが整備されており、約90分で周遊できる。


■【東海・愛知県】大井平公園 / 豊田の奥座敷・稲武エリアの紅葉
色付き状況:今見頃(※2022年11月9日現在)
愛知県にある、稲武の紅葉の名所として有名なスポット。約520本のカエデやイロハモミジ、イチョウが植えられている。名倉川沿いにあるため、秋には川面に美しい紅葉が映し出されるさまも美しく、常緑樹の緑と赤、黄色のコントラストも魅力のひとつ。公園内は遊歩道も整備されていて、ゆったりと過ごすことができる。例年、10月下旬から11月上旬頃から色づき始め、11月上旬から11月中旬頃にかけてが紅葉の見頃の時期となる。


■【関西】まもなく見頃を迎えそうな名所

■【関西・京都府】大原(三千院) / 杉木立と紅葉が苔に映える芸術的な絶景
色付き状況:今見頃(※2022年11月9日現在)
国宝の阿弥陀三尊をはじめ、多くの文化財が安置される天台宗の寺院で大原散策の中心地。紅葉のシーズンには杉木立に囲まれた有清園と、茶人の金森宗和の修築による美しい聚碧園が秋色に染まる。有清園の杉苔には、各所に石彫刻家・杉村孝のわらべ地蔵が置かれ、庭を回遊する人を温かく迎えてくれる。石垣と茶店に挟まれた約50メートルの参道に沿ってカエデが枝を張っており、境内では、青い苔庭に赤や黄に色づいた葉が美しく降り積もる。


■【関西・大阪府】箕面(勝尾寺) / 絵画のような絶景が望める勝運の寺
色付き状況:今見頃(※2022年11月9日現在)
約8万坪もの境内を彩る紅葉が有名な、西国第23番札所勝尾寺。古くより勝運の寺、勝ちダルマの寺としても知られる。大阪市内から車で約30分とアクセスも良く、毎日祈願が行われていることもあり、勝運向上などを求めて全国から参拝者が絶えない。山門を抜けると、前方に赤や黄、紫など全山の紅葉が浮かび上がり、背景の深い緑の山と合わせ一幅の絵画のような景観が広がる。例年の見頃は11月。


■【関西・兵庫県】六甲有馬ロープウェー(六甲山) / ロープウェーの車窓から鮮やかな紅葉を堪能
色付き状況:色づき始め(※2022年11月9日現在)
六甲山頂と有馬温泉を約12分で結ぶ六甲有馬ロープウェー。山頂付近はブナなどの黄、有馬温泉付近はモミジの赤と、標高によって移り変わる彩りが見られる。六甲山には、世界の高山植物や寒冷地植物などが栽培される六甲高山植物園や、日本最大級のアスレチックが体験できる六甲山アスレチックパークGREENIA、明石海峡大橋から関西国際空港までを一望できる六甲ガーデンテラスなどのレジャー施設もあり、家族や団体で楽しめる。



■【中国】まもなく見頃を迎えそうな名所

■【中国・岡山県】みやま公園 / 美しい紅葉に彩られたイギリス庭園を散策
色付き状況:今見頃(※2022年11月9日現在)
岡山県玉野市のほぼ中央部、国道30号沿いにあるみやま公園は、標高50~180メートルと起伏に富み、5つの池が点在する、自然豊かな都市公園。遊歩道や広場、そして本格的なイギリス庭園などを有する広大な園内には、ツツジ、モミジ、桜、梅、ツバキなど300種を超す約15万本を植栽。紅葉は例年10月下旬から見頃を迎え、12月上旬までさまざまな木々が色づく景色をゆったり散策しながら楽しむことができる。


■【中国・広島県】宮島・紅葉谷公園 / 公園名にも使われた紅葉が絶景
色付き状況:色づき始め(※2022年11月9日現在)
嚴島神社から徒歩5分、瀰山原始林(みせんげんしりん)の麓に位置する宮島・紅葉谷公園。シーズン中はイロハモミジ・オオモミジ・ウリハダカエデやヤマモミジなど約700本が紅葉し、シーズン終わり頃には、散った紅葉で地面が赤く染まる。島内には紅葉谷公園の他、歴史的建造物が多く、紅葉狩りをしながら散策を楽しむことができる。例年、11月中旬から下旬頃にかけてが、紅葉の見頃の時期となる。



■【四国】まもなく見頃を迎えそうな名所

■【四国・香川県】寒霞渓 / ロープウェイから眺める紅葉は圧巻
色付き状況:今見頃(※2022年11月9日現在)
日本三大渓谷美のひとつに数えられ、ミシュラン・グリーンガイド四国に一つ星で紹介される、日本屈指の名勝地。深くきれ込んだ渓谷の中を行くロープウェイは2015年7月にリニューアルされ、広々とした車窓から寒霞渓自慢の渓谷美と瀬戸内の海岸美を一度に堪能できる。秋には島全体が赤や黄色に染まり、特に寒霞渓周辺の奇岩にそった紅葉がすばらしい。また春の山桜、初夏の新緑も美しく、四季を通じて楽しめる。


■【四国・愛媛県】西山興隆寺 / 西山の山腹に佇み、歴史を見守ってきた紅葉の寺
色付き状況:色づき始め(※2022年11月9日現在)
【※2022年の紅葉まつりは未定です】
桓武天皇の勅願寺となって以来、千有余年、東予随一の霊地として信仰を集める寺。本堂や銅鐘など多くの文化財を有し、歴史のある建物からは自然に融合しながら威厳のある佇まいを感じることができる。四季折々の景色も格別で、名勝として県指定も受けている。初詣や花見シーズンなど年間を通し参拝者が多く訪れているが、特に秋の紅葉シーズンは人気。例年の紅葉の見頃は11月上旬から12月中旬で、紅葉の美しさから“もみじ寺”と呼ばれ広く親しまれている。



■【九州】まもなく見頃を迎えそうな名所

■【九州・福岡県】英彦山 / 日本屈指の霊山で紅葉と神々に癒やされる
色付き状況:今見頃(※2022年11月9日現在)
福岡と大分にまたがる英彦山は、古くから修験場として栄えた日本屈指の霊山。例年、10月下旬から11月中旬にかけて山頂付近からモミジやカエデなどが色付き始め、麓に行くほど遅れるため長い期間楽しめる。山頂からは雄大な展望が望め、眼下に広がる紅葉を眺めることができる。


■【九州・大分県】深耶馬溪 / 一目八景の散歩道を歩く
色付き状況:今見頃(※2022年11月9日現在)
九州の紅葉スポットとして筆頭にあがる大分県の耶馬溪(やばけい)は、本耶馬渓(本耶馬渓町)、裏耶馬溪・深耶馬溪(ともに耶馬溪町)、奥耶馬溪(山国町)に分かれる。群猿山、鳶ノ巣山、嘯猿山、夫婦岩、雄鹿長尾の峰、烏帽子岩、仙人岩、海望嶺などから成る岩峰群をひと目で見渡せる景勝地「一目八景」からの展望は見事で、紅葉に染まる山々の風景は必見。紅葉を眺めながらのウォーキングがおすすめで、遊歩道と川と紅葉の織り成す風景を心ゆくまで堪能できる。

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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