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東京2020大会をサポートした久光製薬 “想いを込めて”アートプロジェクトやARコンテンツを企画

  • 2021年12月1日
  • Walkerplus

東京2020オリンピック・パラリンピックを支えたパートナー企業の“知られざる裏側”を紹介するWEB動画『THE BACKGROUND』に、医薬品メーカーの久光製薬が登場。東京本社 東京2020オリンピック・パラリンピック推進室の小出剛氏が出演し、東京2020大会での活動を振り返った。

■東京五輪を感じるきっかけに!「久光製薬アートプロジェクト」
外用鎮痛消炎剤「サロンパス」をはじめとする商品を製造・販売している同社は、東京2020大会での協賛が決定してから、さまざまな活動を展開。その1つ「久光製薬アートプロジェクト」は、子供たちに向け、「東京五輪を感じるきっかけに」と実施していたという。

同プロジェクトは、「私が参加する東京2020オリンピック・パラリンピック」をテーマに、自由なイメージで作品を描いてもらい、「世界的なイベントであるオリンピック・パラリンピックを体感してもらおう」と実施された。「最終的には4470人が参加し、3104枚の作品が集まりました」と小出氏。

「子供たちがいろいろな想像を膨らませながら描いてくれたことが印象的で。私たちは“選手が競技をしている絵”などを想像していたのですが、家族と一緒にテレビで観戦している姿や、オリンピックのマーク、障害を持った選手の絵など、いろいろな視点を持って描いていただき、本当に驚きました」と振り返った。

そんななか、絵を描いた子供たちからは、「(大会が)楽しみ」「メダルが早く見たい」といった声が寄せられ、地域の人々からも「子供がオリパラを感じる機会になった」「明るい未来が見え、温かい気持ちになった」といった声が届いたことを報告。このプロジェクトに大きな反響があったことを明かした。

また、集めた絵の展示場所にも工夫があった。小出氏は、「佐賀県鳥栖市の九州本社の近くには、もともと建設中のミュージアムがありまして、その仮囲いのフェンスを活用して展示を行いました。そこから各拠点(茨城県つくば市の筑波研究所、栃木県宇都宮市の宇都宮工場)でも掲示していったのですが、やはり絵をいろいろな方に見ていただきたいという想いがあったので、“どこが通行人は多いのか”と、人通りが多い場所を調査して、たくさんの人の目に入るように工夫して展示していきました」と説明。

その他、離れた地域に住む親族から「孫の絵を見たい」といった要望もあったことから、同社の特設サイト上にも掲載していくようになったそうだ。

■人類が挑戦の末に打ち立てた世界記録を“AR”で体感
さらに、オリンピックを体感してもらうプロジェクトとして「貼るスタ」というショーケーシングを展開。ここでは、ワイヤーアクションで“誰でも世界記録を体感できる”コンテンツを企画。例えば、走り幅跳びの世界記録8.95メートルや、バレーボールの最高到達点3.83メートルを体感できるコンテンツを用意した。

ただ、同プロジェクトは新型コロナウイルスに関連した感染症対策により、開催が難しい状況に。「こちらは、ARを使って自宅や公園で体感していただけるよう、内容を変更していきました」と小出氏。詳細については「スマートフォンの画面を通し、サロンパスのCMキャラクター『はるお』が世界記録に挑戦する様子を体感できるコンテンツ」とのこと。『THE BACKGROUND』では、棒高跳びによる『はるお』の“跳びっぷり”なども紹介した。

最後に小出氏は「コロナ禍ではこうしたショーケーシングなどを実施するかどうか非常に迷いましたが、当社としては『手当て』への想いというものをお伝えしたかったので、『貼るスタ online』も実施しました」とコメント。

「『手当て』は昔からある言葉で、『頑張れ』や『元気になって』など“心を込めて癒やす”という意味があり、相手への思いやりの言葉でもあります。東京2020では『貼るを、未来へ。』という協賛コンセプトのもと、お客様へ『手当て』に対する我々の想いを伝えられる大切な機会でもありましたし、選手をサポートできる大事な機会でもありました。特に『貼る』治療方法の可能性や手当ての文化を『世界へ』という想いがあり、今後も、医薬品の提供を通じて、皆様のQOLの向上につなげていきたいと考えています」と、久光製薬の企業使命についても語ってくれた。

映像提供:NewsPicks Studios 
素材提供:久光製薬

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