
静岡県三島市の「楽寿園」で11月30日(月)まで「第68回 楽寿園 菊まつり」が開催されている。
楽寿園はJR三島駅のすぐ南に位置し、緑豊かな森に囲まれた広さ約75,474平方メートルの自然豊かな公園だ。明治維新で活躍した小松宮彰仁親王が1890年(明治23年)に別邸として造営したもので、1952年(昭和27年)より市立公園として三島市が管理運営している。
1954年(昭和29年)には、世界文化遺産である富士山の雪解け水が湧き出す園内の景観と、自然林からなる庭園が、国の天然記念物および名勝に指定された。園内にはどうぶつ広場やのりもの広場をはじめ、郷土資料館、県・市指定の文化財「楽寿館」もあり、四季を通じて子供から大人まで楽しめる公園だ。
毎年、10月30日から1か月間開催される「菊まつり」は、菊の散策路の展示や大菊・懸崖(けんがい)菊・盆栽菊などの競技会(東海菊花大会)、愛好家による栽培相談および販売会などが開催され多くの来園者でにぎわいを見せる。
また、今年は「首里城」をテーマに8,000鉢を超える菊で園内を彩り、さらに、菊の見ごろに合わせて、夜間ライトアップを実施。夜空に浮かぶ幻想的な菊を堪能できる。※ライトアップ期間:11月7日(土)~15日(日)各日午後5時から9時まで開園(入園は午後8時30分まで)ライトアップの時間帯は入園無料。
素晴らしい菊を堪能できる「第68回 楽寿園 菊まつり」に出かけよう。
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