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「テレワーク継続の意向は86.4%」コロナ禍で求められる戸建住宅の設備とは?

  • 2020年8月5日
  • Walkerplus

アフターコロナの新しいライフスタイルに対応した戸建住宅とはどんなものだろうか?8月4日、住宅大手の積水ハウスは、この課題に応える新コンセプトモデル「ファミリー スイート おうちプレミアム」を発売。同日、オンライン記者発表会を開催し、テレワークや授業のオンライン化といったキーワードに"ストレスなく対応"するプランなどを紹介した。

同社は、大開口と、柱や壁のない大空間(最大スパン10メートル)で高断熱も実現する、仕切りのない大空間リビング「ファミリー スイート」に、新たなライフスタイル提案を盛り込んだ「ファミリー スイート おうちプレミアム」を発売。"自分たちらしい暮らし"を望むミレニアル世代・若い共働き世代に向けて、家族の成長に合わせてフレキシブルに対応できる大空間の暮らしを、鉄骨戸建住宅・木造戸建住宅「シャーウッド」の全商品で展開する。

記者発表会では、コロナ禍における生活実態を調査した同社 住生活研究所長 河崎由美子氏が、5月実施のアンケート「在宅中の家での過ごし方調査」の結果を報告。「現在在宅で勤務中の人のうち、テレワーク継続の意向を示した人は86.4%となり、テレワークはもはや一過性のものではないことがわかりました。また、テレワークをする・しないに関わらず、健康のために自宅で運動をしたいと考えている人が多くなっていることもわかりました」と話した。

これらアフターコロナで顕在化したニーズに対応するものとして、「ファミリー スイート おうちプレミアム」では、"ソトでしていたこと、楽しんでいたことをウチでもしやすく、もっと楽しく"できるようにと、新たなライフスタイル「在宅ワーク」「おうちでフィットネス」「うち de バル」を提案。さらに、いつもの"おうちゴハン"を、より豊かにする「おいしい365日」と、"かぞく寝室"で心地よさを高める「かぞくの眠り」を提案する。

河崎氏はまず、「在宅ワーク」のプラン例を説明。「『ファミリー スイート』の大空間なら、デスクやテーブルの後ろに家具を置くだけで、集中できるワークスペースのコーナーを作ることができるんですよ。また、広い空間・家の真ん中でテレワークをしたいというニーズがあったり、LDK近接のスペースでオンオフの切り替えをスムーズにしたいというニーズがあったりと、さまざまなお声がありますので、複数のワークスペースを持つことも提案させていただいております」。

さらに、「運動のモチベーションを継続するには"運動スペースの確保"が重要」だという調査結果から、大空間を生かした専用や兼用のフィットネススペースを持つ「おうちでフィットネス」のプラン例を紹介。

そして、照明や家具などで、バーのような非日常感を演出する「うち de バル」のプラン例や、家族みんなと楽しく料理できるセパレートキッチン&集えるビッグテーブルダイニングを配した食空間のプラン例(「おいしい365日」)、ワイド寝室で、家族のさまざまな寝方に対応する寝室のプラン例(「かぞくの眠り」)についても解説した。

テレワークや運動、家飲みなど「おうち時間」の過ごし方を考えるきっかけともなったコロナ禍だが、「おうち」の衛生面の対策としていま求められている設備は何だろうか?この質問には、同社商品開発部 企画デザイン室 デザインディレクターの中原潤平氏が「新型コロナウイルスを自宅に持ち込まないような設備です」と回答。現在は、玄関近くに配置した手洗いスペースや、着替えができるチェンジングルーム、排気による空気の熱エネルギーを再利用し、全室を熱交換換気する24時間換気システム「アメニティー換気システム」などを取り入れたいというニーズが高まっているそうだ。

「ファミリー スイート おうちプレミアム」ではその他、ユーザー自身でプランを作成し、SNSで発信したり、360度ビューのVRの作成を依頼したりすることができるWEBツール「おうちで幸せプランニング」も提供。中原氏は「WEBツールでは、パズル感覚でイラストを配置して"自分たちだけの間取り"を作れますし、できた間取りを見ながらプロによるアドバイスを受けることもできますので、是非"本物の我が家"を検討するきっかけにしていただければ」とアピール。ニューノーマル時代の住まいづくりの際に活用できるのではないだろうか。

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