4月になると出回りはじめる「アスパラガス」には、40・50代の美肌作りに役立つ栄養素がたくさん含まれています。
ベジ活アドバイザーの筆者が、アスパラガスの働きと美肌におすすめの食べ方＆食材の組み合わせをご紹介します。
アスパラガスには抗酸化作用が高い「β‐カロテン」や「ビタミンC」「ビタミンE」が含まれているため、老化の要因といわれる活性酸素の除去に役立ちます。
ビタミンCは「コラーゲン」の合成に関与する他、メラニン色素の生成を抑制する働きがあるので、美肌作りの手助けとなる栄養素です。アスパラガス特有のうま味や甘みの元となっている「アスパラギン酸」は、肌の新陳代謝を促進し、肌のうるおいを保つ働きがあると考えられています。
さまざまな料理に活用しやすいアスパラガスを、40・50代の美肌作りに活用したいですね。
ダイエット中なら、豚バラ肉よりも豚肩ロースを選ぶとよいでしょう。塩、コショウで味付けしたり、醤油やみりんと絡めたりと、お好みの味付けにしてみてください。
豚肉には、コラーゲンの原材料である「タンパク質」が含まれています。豚肉に含まれる「鉄」は、アスパラガスの「ビタミンC」と一緒にとることで吸収率をUPさせることができます。鉄が不足するとシミやシワを招く場合があるといわれているので、普段から意識したい栄養素ですね。
・アスパラガス 4本
・豚肩ロース肉（しゃぶしゃぶ用） 4枚
・塩、コショウ 適宜
（1）アスパラガスは洗って、はかま部分をピーラーなどで削いでおきます。
（2）（1）に豚肉を下から上へ巻いていきます。
（3）（2）に塩、コショウをして、オーブントースターで火が通るまで焼いたら完成です。
完全栄養食と名高い卵ですが、「食物繊維」と「ビタミンC」は含まれていません。アスパラガスと一緒にとることで不足している栄養を補うことができるため、おすすめの組み合わせです。
また、卵に含まれる「亜鉛」は新陳代謝の促進を助け、アスパラガスのビタミンCと一緒にとることで吸収率を高めることができます。
加熱したアスパラガスに半熟の目玉焼きをのせるだけの簡単レシピですが、朝食やブランチ、夕食のメニューに重宝する使い回しができます。毎日の食事に、ぜひ加えてみてください。
・アスパラガス 4本
・卵 2個
・塩、コショウ 適宜
（1）アスパラガスは洗って、はかま部分をピーラーなどで削いでおきます。
（2）フライパンに大さじ1程度の水を入れて、（1）を並べます。軽く塩をふってフタをして火にかけたら、1〜2分、中強火で加熱して火を入れます（電子レンジで加熱してもOK）。
（3）半熟の目玉焼きを作ります。
（4）（2）を器に並べ、その上に目玉焼き、黒コショウをのせます。黄身をくずしてアスパラガスにからめながらいただいてください。
美肌作りにおすすめの「アスパラガス」。ご紹介した簡単レシピを活用して、肌の内側から美しくなりましょう。
（ベジ活アドバイザー 生井 理恵）
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【参考】
※アスパラガス – カロリーSlism
※抗酸化による老化防止の効果 – 健康長寿ネット
※ビタミンC – わかさ生活
※アスパラギン酸 – わかさ生活
※アスパラの栄養は色に出る！？種類や名前の由来などまとめて紹介 – カゴメ
※豚肉 – カロリーSlism
※卵 – カロリーSlism
※賢く摂って美しく 鉄の働きと美容 – 大正製薬
※亜鉛 – わかさ生活
