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加熱で皮まで美味しく!体を冷やさないフルーツの食べ方

  • 2021年2月3日
  • つやプラ

ビタミンやミネラルが豊富なフルーツ。寒い季節は身体を冷やさないために、電子レンジやオーブンでフルーツを加熱して、「ホットフルーツ」にしてみてはいかがでしょうか?

焼きリンゴ

管理栄養士の筆者が、冬におすすめのホットフルーツについてお伝えします。

■お手軽美容に!おすすめホットフルーツ3つ

(1)便秘解消・デトックスに「ホットバナナ」

バナナは、「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」ともにバランス良く含まれています。「フラクトオリゴ糖」という大腸で善玉菌のエサになる成分も含まれており、便秘解消に向いています

また、加熱することで、さらに「オリゴ糖」が増加するのだそう。バナナは糖質が多いフルーツで加熱することで甘みがUPするため、一日のスタートである朝に食べることがおすすめです。

アミノ酸やオリゴ糖が豊富な「はちみつ」、血行を良くする働きがある「シナモン」と合わせていただきましょう。腸を刺激する働きがあるオレイン酸を多く含む、「オリーブオイル」を少しかけても良いですね。

ホットバナナのレシピ

材料(1人分)

バナナ1本

作り方

(1)バナナの皮をむかずにアルミホイルにのせて、トースター200~250度で5分前後焼きます。

(2)ひっくり返して、さらに5分前後焼きます(皮が真っ黒になっても問題ありません)。

(3)焼けたら、皮をむいてお好みの調味料をかけていただきます。

(2)皮ごと美味しい「焼きりんご」

りんごは、皮をむいて食べる人も多いのではないでしょうか? ですが、りんごの皮や皮周辺に含まれている水溶性食物繊維の「ペクチン」には、糖の吸収を抑える働きや、腸の善玉菌を増やして腸内環境を整える働きがあります。ダイエットやデトックスにおすすめですよ。

食物繊維や鉄が豊富な「レーズン」や、抗酸化作用があるビタミンEが豊富な「アーモンド」を砕いてプラスすると、さらに美容効果UPが狙えます。

焼きりんごのレシピ

材料(1~2人分)

りんご 1個

バター10g

砂糖 小さじ1

作り方

(1)りんごのへた部分を1/5~1/6ほどカットし、スプーンで芯をくり抜きます。6等分になるように、皮に切り込みを入れておきます。

(2)くり抜いたりんごの中心部に、バターと砂糖を入れます。

(3)耐熱容器にりんごを入れてラップをし、600Wの電子レンジで4~5分ほど加熱したら完成です。

(3)冷え改善に「焼きみかん」

みかんの皮の白い部分には、血流を良くする働きや冷え改善効果が期待できる「ヘスペリジン」が含まれています

皮には「ペクチン」も含まれており、加熱することで皮が柔らかくなると、通常よりも皮に含まれる成分をとりやすくなります。また、焼きみかんは皮をむかずにまるごと食べられるので、お好みで食べてみてくださいね。

ビタミンCが豊富な「緑茶」と合わせると、美容効果UPも狙えますし、焼きみかんの甘くて香ばしい味とマッチしますよ。

焼きみかんのレシピ

材料(1人分)

みかん1個

作り方

(1)トースターの天板にアルミホイルを敷きます。

(2)皮がついたままのみかんをトースターに並べ、皮に焦げ目がつくまで加熱(目安:200度で10~15分)したら完成です。

冬は、電子レンジやオーブンを使って作る、簡単なホットフルーツをぜひ試してみてください。

(フリーランス管理栄養士 今井 尚美)

 

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【参考】
ペクチン – わかさ生活
ヘスペリジン – わかさ生活
バナナの追熟および加熱調理による糖組成の変化 – CiNii
※板木利隆/監修(2010年)『からだにやさしい 野菜の便利帳』高橋書店

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