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北海道付近で低気圧が急速に発達 5日からは暴風を伴った激しい雨に警戒

  • 2023年10月4日
  • tenki.jp

5日(木)から6日(金)にかけて、北海道付近を低気圧が急速に発達しながら通過します。この影響で今夜遅くからは雨が激しく降り出し、また5日夜からは風も非常に強く吹くでしょう。大雨や暴風に警戒が必要です。

5日は日本海側や太平洋側を中心に激しい雨や大雨に警戒

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低気圧が発達しながら5日から6日にかけて北海道付近を急速に発達しながら通過します。暖かく湿った空気と上空に入る寒気の影響で大気の状態が非常に不安定となるでしょう。この影響で4日夜遅くからは宗谷地方などで、5日は日本海側や太平洋側の広い範囲で雷を伴って断続的に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。

24時間に降る雨の量は、4日正午からの24時間に多い所で日本海側で80ミリ、太平洋側で100ミリに達します。5日正午からの24時間には、北海道の多い所でさらに100〜150ミリの大雨となる恐れがあります。

竜巻などの激しい突風や、落雷、ひょうなどの恐れがあり、また土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水やはんらんなどに十分な注意が必要です。

6日も雨が続き、さらに暴風をともなう恐れも

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6日は低気圧は北海道の東へ抜けますが、さらに発達を続けます。5日の夜から急速に強まる風は、6日には非常に強くなり暴風が吹き荒れるでしょう。雨も伴い、大荒れの天気となる恐れがあります。

5日に予想される最大瞬間風速は日本海側で35メートル、太平洋側で30メートルに達し、さらに6日は日本海側で30〜40メートル、太平洋側やオホーツク海側で25〜35メートルに達するでしょう。

海上は大しけとなり、海岸には高波が打ち寄せる恐れがあります。吹き荒れる暴風や高波、また横なぐりに降る激しい雨にも注意、警戒が必要です。

今後気象台から発表される注意報や警報、気象情報などに、また自治体などから発表される避難情報などにも十分留意して下さい。また、今日のうちに屋外の飛ばされそうなものを屋内に片づけたり、停電に備えるなどの準備、対策を心がけて下さい。

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