きょう24日も北日本や北陸を中心に強い日差しが照りつけて、早いペースで気温が上昇中。新潟県長岡市と新潟空港では38℃超え。札幌市は35℃に達し、2日連続の猛暑日に。札幌市で2日連続の猛暑日を観測するのは、2000年以来23年ぶりです。
きょう24日は、日本付近は太平洋高気圧に覆われています。
西日本や東海では高気圧縁辺からの湿った空気の影響で、曇りや雨となっていますが、北日本や北陸では、朝から強い日差しが照りつけています。フェーン現象も加わり、早いペースで気温が上昇中です。
午前11時40分までの最高気温は、新潟県長岡市と新潟空港で38.1℃を観測するなどすでに危険な暑さになっている所も。
北日本や北陸で猛暑日が続出していて、新潟市中央区では37.6℃まで上がり、きょう24日で今年15回目の猛暑日となりました。1881年の統計開始からの年間猛暑日最多日数を更新しました。
きのう23日は札幌市で36.3℃を記録し、観測史上1位の暑さとなりましたが、きょう24日も35℃に達し、2日連続の猛暑日となりました。2日連続の猛暑日を観測するのは2000年以来のことで23年ぶりです。※2000年は7月31日に36.0℃、8月1日に35.9℃を観測。
午前11時40分までに東京都心は33.7℃を記録し、きょう24日で50日連続で最高気温が30℃以上の真夏日となりました。
35℃には届いていませんが、湿度が60%前後となっていて、蒸し暑くなっています。
きょう24日は午後はさらに猛烈な暑さとなるでしょう。
予想最高気温は、新潟県長岡市ではきのうと同じくらいまで上がり、39℃の予想。40℃に迫る所もある見込みです。
秋田市で37℃、札幌市で36℃と北日本や北陸で、記録的な猛暑が続くでしょう。
東京都心や大阪市、福岡市など35℃に迫り、湿度も高いため、体に堪えるような暑さとなりそうです。
きょう24日は、環境省と気象庁が発表する熱中症警戒アラートが、おととし全国で運用を始めて以来初めて、北海道の全域に出されました。また、東北も6県全域に発表され、18都道府県に発表中です。
北日本の全域と東日本、西日本も広い範囲で熱中症にかかりやすい危険な暑さとなっています。
日中の暑い時間帯は外出を控えるなど、最大限の暑さ対策を行って、熱中症に厳重に警戒してください。
あす25日にかけても北日本や北陸では猛暑が続く見込みで、あす25日も札幌や新潟は35℃の予想です。
関東でもあす25日は、内陸部を中心に猛暑日になる所が増えるでしょう。
週末から前線が日本海側に停滞する影響で、北海道や北陸では猛暑は少し落ち着きますが、湿度や気温の高い状態は続きそうです。
関東から九州にかけては35℃に迫る暑さが、来週半ばまで続く見込みです。
8月最終日にかけて、厳しい暑さが続くでしょう。厳しい暑さが続いた8月も終わりに近づいてきましたが、最後まで熱中症に十分気を付けて、お過ごしください。
