台風7号の北上に伴って、北日本の日本海側や北陸地方には暖かな山越えの南風が入り込み、昨夜(15日)から今朝(16日)にかけて気温があまり下がりませんでした。秋田県八峰町やにかほ市、新潟県粟島浦村では気温が30℃を下回らず、超熱帯夜となりました。秋田県や新潟県では日中の気温が35℃前後まで上がる予想で、厳しい暑さが続く見込みです。熱中症に警戒が必要です。
台風7号の北上に伴って、台風の東側にあたる北日本の日本海側や北陸地方には、南から山越えとなる暖かい空気の流れ込みが続きました。この影響で夜間も気温はあまり下がらず、とても寝苦しい夜となりました。きょう16日午前6時までの最低気温は、秋田県八峰町で30.6℃、にかほ市で30.1℃、新潟県粟島浦村が30.9℃で、超熱帯夜(※)となりました。
※「超熱帯夜(ちょうねったいや)」は夜間の最低気温が30℃以上となる日について日本気象協会が独自でつけた名称であり、気象庁が定義しているものではありません。
台風7号が日本海を北上するため、引き続き、北日本の日本海側や北陸地方は、山越えの風・フェーン現象の影響を受ける見込みです。最高気温は、青森、秋田、山形、富山で36℃、新潟や金沢で35℃が予想されています。日中も厳しい暑さが続きます。こまめに水分を補給するなど、万全な熱中症対策が必要です。
