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きょう8日 立秋なのに真夏でも異様な暑さ 日本海側では40℃近い極端な高温も

  • 2023年8月8日
  • tenki.jp

きょう8日(火)は、きのうより気温の高くなる所が多く、広く猛暑日に。「立秋」とは名ばかりで、日本海側では40℃に迫るような危険な暑さとなる所も。太平洋側では湿度が高く、不快な蒸し暑さです。

けさにかけて気温下がらず 超熱帯夜も?

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台風6号は荒天だけでなく、極端な暑さももたらしています。昨夜からけさ(8日)にかけては、広い範囲で熱帯夜に。全国にあるアメダスの4割以上の地点で、午前4時までの「最低気温」が25℃以上と、かなり寝苦しくなりました。新潟県糸魚川市では「最低気温」が31.2℃。午前4時現在では計4地点で最低気温が30℃以上で、「夜間の最低気温が30℃以上の超熱帯夜」となっている所があります。

(なお、糸魚川市では昨夜23時半頃から気温が30℃以上となり、けさ4時にかけて30℃以上で経過しています。)

※「超熱帯夜」は日本気象協会独自でつけた名称であり、気象庁が定義しているものではありません。

九州から東海、北陸で猛暑日地点が増加 日本海側は40℃に迫る高温警戒

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気温のベースがかなり高いこともあり、日中の気温はきのうよりさらに高くなる所が多いでしょう。九州から東海、北陸にかけての広い範囲で、35℃以上の猛暑日となる地点が増加しそうです。北陸など日本海側では40℃に迫るような危険な高温となる所もあるでしょう。

きょうは「立秋」で、暦の上では秋を迎えますが、秋は名ばかりです。真夏としても異様な高温となりそうです。

関東や東北はきのうより低くなる所が多いですが、それでも広く30℃を超える見込みです。太平洋側では暖かく湿った空気により湿度が高いため、不快な蒸し暑さでしょう。

北海道は太平洋側を中心にきのうより高くなるものの、25℃前後の所が多い見込みです。

熱中症情報 広く「危険」

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熱中症情報では、九州南部から東北にかけての広い範囲で「危険」となっています。熱中症のリスクが非常に高く、万全な対策が欠かせません。

また、午前5時現在、熱中症警戒アラートが沖縄県の八重山地方と、福岡県から秋田県や岩手県など、九州北部から東北北部にかけて広く発表されています。

熱中症警戒アラート発表時 とるべき行動は

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熱中症警戒アラートが発表された所では、熱中症にかからないよう、積極的にとるべき行動が5つあります。

①外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう。熱中症を予防するためには、暑さを避けることが、最も重要です。不要不急の外出は、できるだけ避けてください。屋内では昼夜を問わず、エアコンなどを使用して、部屋の温度を調整しましょう。

②屋外や、エアコンが設置されていない屋内での運動は、外での運動は、原則、中止や延期をしましょう。

③普段以上に、熱中症予防行動を実践しましょう。のどが渇く前に、こまめに水分を補給したり、なるべく涼しい服装を心がけたりしてください。

④熱中症のリスクが高い方に、声かけをしましょう。高齢者や子ども、持病のある方、肥満の方、障害のある方などは、熱中症にかかりやすいため、「夜間でもエアコンを使う」「こまめな水分補給を心掛ける」など、周りの方が声をかけてください。

⑤暑さ指数(WBGT)を確認しましょう。暑さ指数は、時間帯や場所によって、大きく異なります。環境省熱中症予防情報サイトなどで確認して、暑さ指数を行動の目安にしてください。

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