きょう3日は、北海道は前線の影響で大雨となる恐れがあります。東北から九州は大気の状態が非常に不安定になるでしょう。所々で雨や雷雨で、局地的に非常に激しい雨が降りそうです。沖縄は台風の影響で大荒れの天気が続く予想です。
きょう3日は、北海道の北に前線が延びるでしょう。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、前線の活動が活発となる見込みです。北海道は雨や雷雨で、北部や南西部を中心に午後は滝のような非常に激しい雨やバケツをひっくり返したよう激しい雨が降るでしょう。
その後、5日(土)にかけて前線が北海道を南下する予想です。北海道は断続的に激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となる見込みです。5日(土)にかけての総雨量が8月の平年の一か月の雨量を超える大雨となる恐れがあります。
4日(金)6時までの24時間に予想される雨量は多い所で
北海道地方:150ミリ
5日(土)6時までの24時間に予想される雨量は多い所で
北海道地方:100から150ミリ
土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要です。
きょう3日は、東北から九州では、上空の寒気や湿った空気、日中の気温の上昇の影響で大気の状態が非常に不安定となるでしょう。発雷確率が午後ほど高くなっています。
強い日差しが照り付けますが、午後は所々で雨雲や雷雲が発達するでしょう。雷を伴って、非常に激しい雨の降る所がありそうです。落雷や竜巻などの激しい突風、局地的な非常に激しい雨にご注意ください。
きょう3日5時現在、大型で非常に強い台風6号は、宮古島の北約190キロをゆっくりした速さで北西へ進んでいます。
沖縄は大荒れの天気が続くでしょう。沖縄では、飛来物によって負傷したり、走行中のトラックが横転する恐れもある猛烈な風が吹いています。猛烈な風のピークは、きょう3日明け方にかけてですが、その後も風の非常に強い状態が続くでしょう。先島諸島を中心に暴風に警戒が必要です。海上は猛烈なしけとなっていますので、高波にも厳重な警戒が必要です。奄美も高波に警戒してください。
台風本体や周辺の発達した雨雲により、沖縄や奄美では雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
また、台風の影響と大潮の時期が重なるため、沖縄や奄美では潮位が高くなる所があるでしょう。特に沖縄では高潮や高潮と重なり合った波浪による浸水に厳重な警戒が必要です。
