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危険な暑さ 午前中から最高気温38℃台 午後は40℃近く続出 熱中症の応急処置は

  • 2023年7月31日
  • tenki.jp

31日月曜も、危険な暑さが止まりません。正午までの最高気温は、埼玉県鳩山町で38℃台と、すでに体温超えの所が多くなっています。午後は40℃近くまで上がる所もありますので、熱中症対策が欠かせません。万が一の時の応急処置も、チェックしておいてください。

最高気温 すでに37℃台も 東京は7月の猛暑日記録更新

7月最終日も、本州付近は高気圧に覆われています。このため、東北〜近畿を中心に、午前中から日差しが気温をグングン押しあげています。

正午までの最高気温は、埼玉県鳩山町で38.3℃まで上がりました。

他にも、群馬県伊勢崎市と埼玉県寄居町で37.9℃、千葉県市原市(牛久)で37.6℃、山梨県大月市で37.4℃、福島県伊達市(梁川)と埼玉県越谷市で37.2℃、埼玉県秩父市と富山市で37.0℃など、すでに体温を超える暑さの所もあります。なお富山市では、今年1番の暑さです。

東京都心では最高気温35.6℃を観測し、8日連続の猛暑日(最高気温35℃以上)になりました。これで7月の猛暑日日数は計13日と、「7月の猛暑日最多記録」を更新しました。

午後も危険な暑さ

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午後は、暑さがレベルアップする所もあるでしょう。

最高気温は、仙台市・東京都心・名古屋市・大阪市で36℃など、広い範囲で「猛暑日」となるでしょう。前橋市や埼玉県熊谷市など、関東の内陸部では40℃近くまで上がる予想です。

先週から続いている猛烈な暑さで、体に疲れがたまる頃です。熱中症の危険度も高まりますので、無理をしないで、できるだけ涼しくしてください。

熱中症の応急処置

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熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。

まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。

衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。

水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。

ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。

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