サイト内
ウェブ

関東週間 まだまだ続く危険な暑さ 内陸40℃迫る 7月少雨の関東 ダムの状況は

  • 2023年7月30日
  • tenki.jp

関東地方は週明け以降も大体晴れて、危険な暑さが続きます。この先も広い範囲で雨が降ることはなく、水源地の状況が気になってきます。

猛暑収まる気配なし

画像A

関東地方は週明け以降も、強い日差しが照り付けて、猛烈な暑さが続く見込みです。内陸では最高気温が40℃に迫る危険な暑さとなる所もあるため、引き続き熱中症に厳重な警戒が必要です。

日中は長時間の屋外行動をなるべく控えるほか、室内では就寝時を含めて冷房を使用するなど、念入りな暑さ対策が欠かせません。

なお、前橋や宇都宮は傘マークがついていますが、午後は北部を中心に、所々で夕立がありそうです。湿った空気や気温の上昇で積乱雲が発達する所があるため、天気の急な変化にも注意して下さい。

今月ほとんど降水なし

画像B

東京都心は連日晴れて気温が上がり、直近一週間では連続して最高気温が35℃以上の猛暑日となってます。すでに東京都心では7月の猛暑日回数が、観測以来最も多くなっています。

しばらく高気圧に覆われやすく、まとまった雨は少なくともこの先1週間は予想されていません。

今月の東京都心などは感覚的に雨の日が少ない印象ですが、降水量データをみても、東京都心は平年の20%くらいにとどまっています。実際に今月上旬以来、雨がほぼ降っていません。関東のほかの地点でも、平年の2割〜4割程度の所が多くなっています。

梅雨の間に梅雨前線の影響を受けにくかったことや、太平洋高気圧に覆われやすいことが、雨の日が少なくなっている原因といえそうです。

貯水量は9割前後

画像C

関東の最も大きな水源である利根川水系ダムの貯水率は28日(金)現在で、例年と同じくらいとなっています。

また、東京都の水源の2割を担う多摩川水系ダムは85%(28日現在)、神奈川県をカバーする相模川・酒匂川水系ダムは約90%(29日現在)で、直近で水不足になることはなさそうです。

ただ、各河川上流部の降水量は、直近30日だと平年の約半分程度に留まっている所が多くなっています。現在の貯水量は6月までの雨の貯蓄とも言えます。

今後もまとまった雨が降らない可能性があるので、水は大切に使った方がよさそうです。

あわせて読みたい

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
tenki.jp