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週末は沖縄・奄美で梅雨明けか 梅雨前線は本州へ 26日〜27日は西日本で大雨注意

  • 2023年6月23日
  • tenki.jp

24日(土)と25日(日)は、天気の急変に注意が必要です。晴れていても急に雨が降る可能性があります。週明け26日(月)以降は、本州付近に前線が停滞するため、曇りや雨の日が続くでしょう。特に26日(月)と27日(火)頃は、西日本の日本海側を中心に雨脚が強まりそうです。

24日(土) 晴れていても にわか雨に注意

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24日(土)は、日差しの届く所が多いでしょう。日中は西日本から東日本で気温が上昇し、30℃くらいまで上がる所がありそうです。上空には寒気の影響が残り、大気の状態が不安定になります。晴れていても急に雨雲が発生し、にわか雨や雷雨の可能性があるでしょう。空模様の変化にご注意ください。雨が降っていなくても、折り畳みの傘を持っていくとよさそうです。

25日(日) 梅雨前線は本州付近へ北上

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25日(日)になると、日本の南にある太平洋高気圧が勢力を次第に強め、梅雨前線が北上する見込みです。沖縄・奄美では来週にかけて、晴れる日が多いでしょう。このタイミングで沖縄・奄美では梅雨明けする可能性が高くなっています。夏空が広がり、暑さが厳しくなるでしょう。

一方、梅雨前線は北上し、本州付近に停滞する見込みです。26日(月)以降は雲が増えて、スッキリしない天気が続くでしょう。特に26日(月)から27日(火)頃にかけては、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、雨雲が発達しやすくなります。西日本の日本海側を中心に雨量が多くなるでしょう。大雨になる所もありますので、今後の情報にご注意ください。

26日(月)以降 曇りや雨でも熱中症に注意

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26日(月)以降は、曇りや雨の日が目立ちますが、日中は30℃以上の真夏日になる所が多いでしょう。関東の内陸では、35℃近くまで気温が上がりそうです。湿気が多く、蒸し暑くなるでしょう。
この先1週間の熱中症情報をみますと、週明けは関東から九州で、「厳重警戒」レベルが続きます。日差しは控えめでも、万全な熱中症対策が必要になるでしょう。また梅雨時は食中毒が多く発生する時期です。調理した食材はなるべく早く冷蔵庫に保管し、移動時は保冷剤を利用するなどして、食中毒の予防も心がけましょう。

あると便利 熱中症対策グッズ

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夏のレジャーなど、暑い中、外で過ごす時には、熱中症対策として、次のようなグッズがあると、便利です。

① ペットボトルや水筒に入った飲み物(水やスポーツドリンクなど)を用意して、気づいた時に、すぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を、手軽に補給できます。
② 日傘や帽子で、日差しの暑さを遮りましょう。晴れた日は、地面に近い所ほど気温が高いため、背の低いお子さんは、大人よりも暑い空気に包まれてしまいます。また、帽子をかぶると、熱中症対策だけでなく、紫外線対策にも効果的です。帽子は、時々はずして、汗を蒸発させましょう。さらに、海岸など日陰のない所でのレジャーでは、日よけテントがあると、日陰を作り出すことができます。
③ 扇子やうちわ、携帯扇風機もおススメです。涼しい風で、体を冷やすことができます。
④ 冷却シートなどの冷却グッズも、上手に利用しましょう。ネッククーラーは、太い血管が体の表面近くを通っている首元を冷やすため、効率よくクールダウンできます。また、保冷剤や氷があれば、タオルなどにくるみ、体(首、脇の下、太ももの付け根など)にあてて、冷やすことができます。他にも、スカーフやバンダナがあると、水で濡らして首や頭に巻けば、水が蒸発する時にまわりの熱を奪うため、体温を下げることができます。

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