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関東に雨雲 帰宅時間帯も激しい雨や雷雨恐れ 天気急変に注意 積乱雲接近の兆しとは

  • 2023年6月13日
  • tenki.jp

きょう13日、全国的に大気の状態が不安定。関東でも局地的に雨雲が発達中。きょう13日夜にかけて、天気の急変にご注意ください。関東は山沿いや内陸部ほど雷雨になる可能性が高くなっていますが、東京都心でも急に激しい雨が降り、落雷や突風などのおそれがあります。

関東で雨雲発達中

きょう13日、地上付近では気温が上昇する中、上空にはこの時期としては強い寒気が流れ込んでいます。
南からは雨雲のもとになる湿った空気が流れ込んでいて、全国的に大気の状態が非常に不安定となっています。

関東地方は、午前中から北部の山沿いで雨雲がわき始め、午後になって東京都内でも山沿いを中心に雨雲が発達をし始めています。

きょう13日 夜にかけて天気急変のおそれ

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きょう13日は、夕方から夜にかけて、雨雲が発達しやすくなるでしょう。
関東は内陸部や山沿いほど、激しい雨や雷雨になる可能性が高くなっていますので、雨の強い時間帯は外出を避けるなど注意が必要です。

また、東京都心でも局地的に激しい雨が降り、落雷や突風などのおそれがあります。
帰宅時間帯も所々で雨が強まり、場所によってはバケツをひっくり返したような降り方になる所もありそうです。

今夜にかけて、荒天時間帯は安全な屋内で過ごすなど、天気の変化に気をつけてお過ごしください。

天気急変のサインとは

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ゲリラ豪雨(局地的な大雨)の前兆となる現象は、大きく3つ挙げられます。

①「真っ黒な雲が近づいてきた」
局地的な大雨をもたらすような、発達した積乱雲は、真っ黒に見えます。黒い雲が速いスピードで動いているように見えたり、晴れていたのに、急に空が暗くなったりするのも、ゲリラ豪雨(局地的な大雨)のサインの一つです。

②「雷の音が聞こえてきた」
ゴロゴロという音が聞こえてきたら、雷雲が近づいています。また、稲妻が見えるのも、局地的な大雨のサインの一つです。

③「急に冷たい風が吹いてきた」
発達した積乱雲からは、雨粒とともに、冷たい風が勢いよく吹き降りてきます。風の変化にも、注意が必要です。

このような前兆を感じたら、すぐに安全な所へ避難してください。また、雷注意報が発表されている時や、天気予報で「大気の状態が不安定」、「天気が急変」という言葉を聞いた時には、局地的な大雨の可能性がありますので、ご注意ください。

激しい雨って どんな雨?

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激しい雨は、1時間雨量が30ミリ以上〜50ミリ未満の雨を表しています。これは、バケツをひっくり返したように降るイメージです。また、傘をさしていてもぬれるレベルで、木造住宅の屋内では、寝ている人の半数くらいが雨に気づくほどです。外では道路が川のようになり、高速道路を走る車は、タイヤと路面の間に水の膜ができて、ブレーキがきかなくなる「ハイドロプレーニング現象」が起こるおそれがあります。

激しい雨が降ると予想される所では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫を引き起こす可能性がありますので、注意が必要です。

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