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関西 5月としては記録的な大雨に この先の天気や気温の傾向は?

  • 2023年5月8日
  • tenki.jp

関西では、けさにかけて各地で大雨となりました。この後も土砂災害や河川の増水に注意をしてください。この先は数日の周期で天気が変わり、次の週末は再び雨が降るでしょう。今週の日中は比較的すごしやすいくらいの気温の日が多いですが、来週は暑くなる見込みです。

関西で記録的な大雨に 危険な場所には近づかないで

関西では、けさにかけて断続的に雨が降り、各地で大雨となりました。兵庫県の西宮市では、降り始めからの雨量が200ミリを超えるなど、5月としては記録的な大雨となった所もあります。まとまった雨雲は東へと去りましたが、まだ地盤が緩くなっている場所や、いつもよりはるかに水かさが増している川があります。急な斜面や増水した川べりなど、危険な場所には近づかないようにしてください。

9日(火)〜15日(月) 天気は数日の周期で変化 週末は再び雨

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関西では、あす9日(火)は各地で天気が回復し、11日(木)にかけては大体晴れるでしょう。12日(金)は雲が広がりやすくなり、13日(土)以降は雨が降る見込みです。今回のような大雨になる心配はありませんが、今週末は再び傘の出番となるでしょう。

この期間は、気温は平年並みか平年より低い日が多く、晴れる日はからっと快適な陽気になりそうです。一方で、朝晩は冷える日もありますので、服装などでうまく調節してください。

16日(火)〜21日(日) 晴れる日が多いものの暑い日も多い 汗をかく体づくりを

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期間初めの16日(火)は天気が回復に向かい、17日(水)以降は晴れる日が多いでしょう。日中は5月の後半らしく、力強い日差しが照りつけるようになる見込みです。

この期間は、気温は平年並みか平年より高く、日中は25度以上の夏日となる日が増えてくるでしょう。体がまだ暑さに慣れていない時季ですので、比較的すごしやすい今週は夏に向けての体づくりをするチャンスと言えそうです。

暑熱順化をするために日常生活でできること

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暑熱順化には、体を暑さに慣れさせることが重要です。個人差もありますが、暑熱順化には数日から2週間程度かかります。暑くなる前から余裕をもって暑熱順化のための動きや活動を始めましょう。
暑熱順化のための動きや活動には、次のようなものがあります。

・ウォーキングやジョギング
帰宅時にひと駅分歩く、外出時にできるだけ階段を使用するなど、少し汗をかくような動きをしましょう。目安としては、ウォーキングの場合の時間は1回30分、ジョギングの場合の時間は1回15分、頻度は週5日程度です。

・サイクリング
通勤や買い物など、日常の中で取り入れやすいのがサイクリングです。目安とし
ては、時間は1回30分、頻度は週3回程度です。

・筋トレやストレッチ
室内では、筋トレやストレッチなどで軽く汗をかくことができます。ただ、室内
の温度や湿度には十分注意して、暑くなりすぎたり、水分や塩分が不足したりし
ないようにしましょう。目安としては、時間は1回30分、頻度は週5回〜毎日
程度です。

・入浴
シャワーのみで済ませず、湯舟にお湯をはって入浴しましょう。入浴の前後に
は十分な水分と適度な塩分を補給し、入浴して適度に汗をかくとよさそうです。
目安としては、入浴の頻度は2日に1回程度です。

暑熱順化ができても、数日暑さから遠ざかると効果はなくなってしまいます。自分が暑熱順化できているかを意識し、まだ暑熱順化できていないときには、こまめな水分補給や涼しい場所での休憩などで熱中症を予防しましょう。

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