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Webライターになるにはどうしたらいい?必要なスキルや具体的な方法を解説

  • 2024年4月5日
  • レタスクラブニュース


「Webライターの仕事に興味があるけど、どうしたらなれるんだろう……」と悩んではいませんか。在宅ワークとして人気があり、耳にすることが増えた仕事ですが、実際にWebライターになるにはどうしたら良いかわからないという方もいらっしゃることでしょう。

この記事では、Webライターになるために必要なスキルや具体的な方法を解説しています。「未経験でもなれる?」「資格は必要?」といったよくある質問にも答えていますので、ぜひご覧ください!

Webライターはどんな仕事?

Webライターの仕事は、Web上に掲載されている記事を書くことです。執筆する内容や文字数はその仕事によって異なります。さらに詳しく見ていきましょう。

■Webライターのおもな種類
Webライターは、仕事内容によってさらに細かく分けられます。おもな種類を以下にまとめました。

●SEOライター:インターネット検索で上位表示されるように施策をした記事やWebサイトの文章を作成する。

●取材ライター:取材をした内容をもとに記事を作成する。自分が取材する場合もあれば、取材音源をもとに記事を作成する場合もある。

●シナリオライター:Youtubeなどの動画のもととなるシナリオを作成する。

●セールスライター:商品やサービスを販売するための文章を書く。

●コピーライター:商品やサービスの魅力を伝えたり、認知向上につながったりするキャッチコピーを考える。

Webライターになるには、まずSEO記事のライターとして経験を積むのがおすすめです。
そのままSEO専門のライターになる方もいますし、スキルを磨いてほかの仕事に挑戦し、取材ライターやセールスライターなどの道に進む方もいます。

Webライターとブロガーの違い

Webライターと似ている仕事として、ブロガーを挙げる方もいます。どちらも記事を作成する仕事という点では同じですが、Webライターとブロガーには明確な違いがあります。詳しく説明します。

■仕事内容
Webライターは、発注主から依頼された内容を満たすように記事を作成します。企画から担当する場合もありますが、発注主の了承を得られなければ、その内容で記事作成はできません。よって、記事内容の決定権は発注主にあると言えます。

一方、ブロガーは自分が書きたい内容にそって記事を作成します。書くことや書き方は自由に決められるため、記事内容の決定権は自分自身にあります。

■収入源
Webライターの収入源は、発注主から支払われる報酬です。記事作成の対価として報酬を受け取ります。そのため、記事を書いても報酬がゼロということはありません。

一方、ブロガーの収入源は、記事の広告収入です。広告収入には、クリック型の広告やアフィリエイト広告などがあります。
ブログの主な収益は広告収入ですが、記事が増えてたくさんの人に読まれるようになれば、特定の商品を紹介する「PR記事」の依頼をもらって報酬を得るケースもあります。

■収入を得られるまでの時間
Webライターとブロガーを比較すると、収入を得られるまでの時間が短いのはWebライターです。依頼さえあれば発注主からの報酬を受け取れるため、収入が全くない状態が続くことは少ないでしょう。

ブロガーは広告収入がおもな収入源なので、読者がブログ内の広告をクリックするか、広告経由で商品を購入しなければ収入にはつながりません。100記事書いても収入ゼロという場合も考えられます。



Webライターに必要な知識・スキルは?

Webライターになるには、どのような知識やスキルが必要なのでしょうか。ここでは、Webライターに欠かせない5つの知識・スキルについて解説します。

■PCスキル
1つ目は、基本的なPCスキルです。次のようなスキルがあるのが理想と言えます。

 1.タイピングができる
 2.Googleを使った検索ができる
 3.WordやExcelなどのソフトが使える

1や2はクリアしている方も多いでしょう。3については、発注主に原稿を納品する際、WordやGoogleドキュメント(※)を指定されることが多くあります。また、進捗管理にExcelやGoogleスプレッドシート(※)を使うこともあるため、基本的な使い方を知っておくのがおすすめです。

(※ Googleドキュメント・Googleスプレッドシート…Googleが提供しているWordやExcelのような無料ツールのこと。)

■ライティングスキル
2つ目は、ライティングスキルです。Webライターは、文章をわかりやすく書く力が求められます。正しい日本語を使うことはもちろん、読者にとって読みやすいかという点は重要です。

たとえば、「文章は長く書きすぎない」「漢字とひらがなのバランスを考える」など、わかりやすく読みやすい文章にするためのコツはいろいろあります。ライティング関連の本や動画から学べるので、コツコツ積み重ねていくことが必要です。

■リサーチスキル
3つ目は、リサーチスキルです。ライティングスキルと同じくらい重要といっても過言ではありません。ネット上に書かれた情報を鵜呑みにせず、正確かどうかを徹底的に調べる力が必要です。

記事作成の際はインターネットで調べることが多いのですが、情報が見つからないときは書籍や論文にあたることもあります。正しいデータや情報を見つけるまで、とことん調べる意識をもつことが重要です。

■SEOに関する知識
4つ目は、SEOに関する知識です。SEOとは検索エンジン最適化のことを言います。検索したときに記事が上位表示されるように、書き方の工夫が必要です。

SEOは、Webライターの仕事をするうえで必須スキルではありません。しかし、ただ記事を書くWebライターよりも、SEOに関する知識をもつWebライターのほうが重宝される傾向にあります。そのため、できるだけSEOについても学んでおくと良いでしょう。

■スケジュール管理スキル
5つ目は、スケジュール管理スキルです。Webライターは依頼をもらい、納品するまでのスケジュールを自分で管理する必要があります。複数の発注主とやり取りする場合もあるため、納期に遅れないように進められる力は重要です。

手帳やカレンダー、アプリなどスケジュール管理できるツールはたくさんあるので、自分に合ったものを見つけてみてください。




Webライターになる方法はおもに3つ!

ここでは、Webライターになるにはどのようなプロセスがあるか3つご紹介します。

■1:クラウドソーシングで仕事を探す
クラウドソーシングは、仕事を依頼したい人と受注したい人をマッチングするサイトです。初心者が実績のない状態で依頼をもらうのは大変ですよね……。その点、クラウドソーシングだと初心者OKの募集も多いため、最初の一歩を踏み出しやすいのがメリットです。
大手のサービスだと、ランサーズやクラウドワークスの2つが案件が豊富なのでおすすめです。

仕事を探すときには、経歴や趣味にかかわるジャンルを探してみるといいでしょう。例えば、旅行が好きなら旅行系のライティング案件に応募すれば、自分の体験をもとにした記事を書けます。

まずは、クラウドソーシングで仕事を探すところから始めてみましょう!



■2:メディアのWebライター募集に応募する
Webメディアの中には、Webライターを募集しているところがあります。クラウドソーシングと違って、直接メディアの運営者と契約して仕事の依頼を受ける形です。「ライター募集」というページを設けているところもあるので、興味があるWebメディアを見つけたら、フォームから応募するのもひとつの手段です。

メディアへの直接営業は、美容や金融、ファッションなど自分の好きなこと、得意なことを活かして執筆したいときにおすすめです。「このメディアで記事を書きたい!」という想いのある方は、ぜひ挑戦してみてください!

■3:Webライターを探している企業に就職する
編集プロダクションや広告代理店など、Webライターの求人を出している企業に就職する方法もあります。クラウドソーシングやメディアの募集に比べると件数は少ないものの、ゼロではありません。

Webライターの仕事は副業やフリーランスとして行う人が多いのですが、企業に就職すると安定した収入につながるメリットがあります。「会社に属してWebライターをやりたい!」という方は、ぜひ求人サイトで探してみてください。





Webライターに関する3つのQ&A

ここでは、Webライター関連のよくある質問について回答しています。ぜひ参考にしてください。

■1:Webライターは未経験からでもなれますか?
Webライターは、未経験から始めている人もたくさんいます。実際に筆者は、教員の仕事をやめて未経験からWebライターになりました。本やYouTubeなどを活用すれば、Webライターに必要なスキルを身につけて、仕事を獲得できるようになります。



未経験から独学で学ぶ人もいれば、教材を使って勉強する人もいます。時間はかかるかもしれませんが、未経験からでもWebライターになることは可能です。興味があるのであれば、ぜひ挑戦してみてください。



■2:Webライターは資格がないとできませんか?
Webライターの仕事は、資格がなくてもできます。

ただし、金融系記事はファイナンシャルプランナー、不動産系記事は宅建など、資格があると有利に働くことはあります。理由は、専門的な知識が求められる業界では、資格で知識があることをアピールできるからです。

よって、「資格があると有利な場面もあるが、必須ではない」程度に考えておくと良いでしょう。

■3:Webライターの仕事は子育てしながらでもできますか?
Webライターは在宅でできる仕事なので、子育てをしながらしている方も多くいます。一例として、ライター歴2年の山上由利子さんについて紹介します。

山上さんは幼稚園生と3歳のお子さんを育てており、昼寝中や寝かしつけた後の時間を使って仕事をしているそうです。体調不良による呼び出しがあっても、自宅で働いているため少ない負担で対応できているとのことでした。

ある程度自由度のある働き方ができるWebライターは、子育て中の方もしやすい仕事です。ぜひ興味のある方は挑戦してみてください。



Webライターとして新たなキャリアを歩もう

Webライターになるには、PCの基本的な操作方法やライティング、リサーチについて理解しておく必要があります。必要な資格はないため、今からでも身につけられればWebライターの仕事はできます。

「在宅で働きたい」「物事を伝える仕事がしたい」と考えている方は、Webライターとして新たなキャリアを歩むのも1つの選択肢です。未経験からでもできる仕事なので、ぜひ興味のある方は挑戦してみてください!







文=武川彩香(Webライター)

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