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“定年間近のエルフ”漫画に「完璧すぎて爆笑」の声!「ゴリせん」作者に訊く商業連載と個人制作の違い【作者インタビュー】

  • 2024年4月30日
  • Walkerplus

「ゴリせん ~パニックもので真っ先に死ぬタイプの体育教師」(講談社)で知られる漫画家の酒井大輔(@sakai0129)さん。X(旧Twitter)の投稿作品が商業化し、ヤンマガWebで連載されたように、SNS上では個人制作作品も数多く発表している。

そんな酒井さんが2023年12月にX上に公開した個人制作作品が、「もう少しで定年を迎える寿命数千年のエルフ」だ。「続きはない。あるわけない。」と酒井さん自身がコメントしているものの、オチで明かされるパロディ全開の真タイトルや、悠久のときを生きるエルフのイメージとかけ離れた超現実的かつ型破りな主人公の行動など、笑えるポイントが満載で読者からは続きが気になると反響が集まる作品となっている。今回は作者の酒井大輔さんに、商業作品と個人制作での違いについてインタビューした。



■「組合関係の方から褒められた」プロが自由に描いた短編に反響

――本作は、酒井さんの連載作「ゴリせん」完結後に個人制作で描かれた作品だとうかがいました。商業作品と個人制作とでの違いが反映されているとご自身で感じる点はありますか?

【酒井大輔】制約の多い商業作品とは作り方が全然違い、この漫画は自由に作りたかったのでそういう意味では反映されているかもしれないです。

――読者からは多くの反響が寄せられた作品です。反響への思いや、印象に残ったコメントなどがあれば教えてください。

【酒井大輔】タイトルの意味に気づいてもらえたのがうれしいですね。あと本当の組合関係の方から褒められていたのもうれしかったです。

――SNSには酒井さんの「続かない」というコメントもありましたが、もし続きを描くとしたらという構想や、尺の都合などで使わなかった没ネタなどはありますか?

【酒井大輔】話が続く場合は完全に組合の漫画になってしまい、主人公がエルフである意味が希薄になるので、ほかのネタは何も考えませんでした。

――先日完結した「ゴリせん」はアクションありコメディありの作品でしたが、今後こんなジャンルや題材を描いてみたいと興味のあるものはありますか?

【酒井大輔】自分の作品はギャグが多いので、シリアスな漫画も描いてみたいです。

取材協力:酒井大輔(@sakai0129)

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