1週間がんばって働いて、ようやく訪れた週末。やっとゆっくり過ごせる~♪と思ったら、家族がみんな家にいて、いつもの夕飯作りに加えてランチの用意もしなければならない…結局休めなかったー!なんていうこともあるのではないでしょうか。
そんな日は、家族分が15分で作れる究極の時短レシピに頼りましょう! レンジだけで作るオムライス、トッピングは家族任せの出すだけのうどん、冷凍のシューマイを具材にしたチャーハンなど、手早く仕上げる工夫がいっぱいの一皿レシピを覚えておけば、へとへともちょっとラクになるかも…!
ふわとろオムライス丼
【材料・2人分】
ベーコン…3枚、卵…2個、ピザ用チーズ…30g、ケチャップライス(混ぜる)(温かいご飯…300g、トマトケチャップ…大さじ2)、塩、こしょう
【作り方】
1.ベーコンは1cm幅に切る。
2.直径約23cmの耐熱皿に卵をよく溶きほぐし、ベーコン、チーズと、塩、こしょう各少々を加えてさっと混ぜる。
3.ふんわりとラップをかけ、電子レンジ(600W)で約2分、卵液がゆるく固まるまで加熱する(足りなければ約10秒ずつ追加して)。ラップをかけたまま30秒~1分おき、ラップをはずしてさっと混ぜる。器にケチャップライスを盛って卵をのせ、好みでトマトケチャップをかける。
(1人分522kcal、塩分2.0g レシピ考案/武蔵裕子 栄養計算/スタジオ食)
※電子レンジは600Wのものを基準としています。500Wなら1.2倍、700Wなら0.9倍の時間で加熱してください。また機種によって差がありますので、様子をみながら加熱してください。
混ぜるだけのケチャップライスに、レンチンしたとろとろ卵をのせればできあがり! スプーンを入れるととろ~りのびるチーズもたまりません。卵は油断していると一気に固まってしまうので、様子を見ながら少しずつ加熱してみてください。
週末の時短ランチは他にもいろいろ。まだあるおすすめのアイデア4つをご紹介します。
台湾風混ぜうどん
炒めるのはもやしと肉みそのみ。あとの具材はのせるだけで、こんなに華やかな一杯に仕上がります。冷凍うどんはレンジで加熱。その間にもやしをさっと炒めて取り出し、続けてひき肉を炒めてオイスターソースだれ(オイスターソース・おろしにんにく・酒・しょうゆ)で味をつけます。にら、削りがつお、刻みのりとともにうどんの上に色よくのせて、最後に卵黄を落として混ぜながら食べて。
究極ラクする"出すだけ"うどん 天ぷらうどん風
うどんは人数分の冷凍うどんを鍋でゆでて、食卓にそのままドンと出して。トッピングにはちくわ、揚げ玉、青のりなど火を使わないラインナップを用意して、家族がそれぞれ好きなものをのせて食べるスタイルに。トッピングは多ければ多いほど、ワクワクできそうです。
ゴロゴロシューマイチャーハン
冷蔵庫にお肉がない時は、冷凍シューマイを具材に使うのもおすすめ。大きめにカットして存在感を出すのがポイントです。卵はあらかじめ半熟状に炒めて一旦取り出しておき、続いてごま油でねぎ→シューマイの順に炒めます。あいたところでご飯を炒めたら、卵を戻し入れてほぐしながら全体を炒め、しょうゆを鍋肌から回し入れてざっと混ぜれば完成です。
きのことハムの和風パスタ
大きめの耐熱容器があれば、パスタもレンチンで作れます。スパゲティを半分に折って耐熱容器に入れ、しめじ・ハム・めんつゆ・水(1人分230ml)を加えてラップをかけずにレンジで加熱。バターを加えて混ぜたら再びレンジで加熱し、さっと混ぜて器に盛りつけて。本格的な味わいにきっと驚くはず!
一皿で大満足できるボリュームごはんなら、家族もきっと大喜び! ここぞという週末に試してみてくださいね。
文=齋藤久美子(栄養士)