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子どものおもちゃや制作物が捨てられない!みんなどうしてる?収納に悩む子育て世代の片づけ術

  • 2022年3月25日
  • レタスクラブニュース


子どもがいると、ものってどんどん増えていきますよね。片づけても片づけても増え続けるものたちに、我が家も既にカオス状態です…。そしてもうじきやってくる新学期。幼稚園や学校から新たなアイテムが投入される季節の到来です。新学期を迎える前に、どうにかして部屋を片づけておきたいとは思いつつ、収納スペースはもはや限界!!そこでレタスクラブでは、「収納」に関する悩みや工夫についてレタスクラブアンケート部の皆さんに尋ねました。(2022/2/7~2022/2/14実施:回答者1313人のうち「女性・既婚・子どもあり・23歳~50歳」の325人の回答を抽出)。収納上手な人たちの片付け術も紹介するので参考にしてみて。

子育て世代の6割強は収納に満足していない

まず、現在の家の「収納」に満足しているかどうかを尋ねてみました。



現在お住まいの家の「収納」に満足していますか?

とても満足している…20票(6.2%)
まあまあ満足している…102票(31.4%)
どちらともいえない…32票(9.8%)
少し不満がある…93票(28.6%)
とても不満がある…78票(24.0%)

アンケートの結果、満足していない人が62.4%。やはり、子どもの成長と共に次々と新しいものが必要となる子育て世帯の多くは、収納スペースが足りないと感じているようです。
では、収納場所に困った時は、実際にどう対処しているのでしょう?



収納に困ったとき(困りそうなとき)、どうすることが多いですか?

処分する…180票(50.2%)
なんとか収納する(詰め込む・圧縮する)…86票(26.5%)
新しいものを買わないようにする…49票(15.1%)
収納の記事を読む…12票(3.7%)
収納サービスを利用する(トランクルームなど)…1票(0.3%)
その他…4票(1.2%)

最も多かったのは「処分する(売る・捨てる)」で約半数。どんなにがんばってもスペースには限りがあるため、やはり断捨離が一番の解決法なようです。

かさばる子ども用品の収納&処分のコツ

収納に困ったら、やはり処分するしかないということはわかっていても、やはり子どもの思い出のものなどは、なかなか捨てられなかったりもしますよね。そこで、使わなくなった子どものものはどのくらいで処分しているのかを聞いてみました。



お子さんの服やおもちゃなどを、使わなくなってからどのくらいで処分(捨てる・売る)しますか?

なんとなくずっと取っておいてしまう…116票(35.7%)
1年以内…98票(30.2%)
半年以内…56票(17.2%)
1か月以内…32票(9.8%)
1週間以内…15票(4.6%)
その日のうちに…8票(2.5%)

収納に困った時は過半数の人が「処分する」と答えていましたが、子どものものの処分となると、使わなくなってからも1/3程度の人は「なんとなく取っておいてしまう」と回答しています。そこで、収納や処分に困っている子どものものを具体的に挙げてもらったところ、多かったのがおもちゃ、服、学校や園で作ってきた制作物やプリント類など。それぞれについて、具体的にどんなことに困っているのか、そして、上手に片づけている人はどんな工夫をしているのか聞いてみました。

【おもちゃ】
パズルやブロックなどの細かいものから、大型遊具まで、形も大きさもまちまちなおもちゃは、収納しづらいものナンバーワン。
・「ライダーもののおもちゃ(武器やベルトなど)。かさばるし、入れ方に気をつけないと変形してしまうので気をつかう」
・「レストランのおまけやガチャガチャのおもちゃ。すぐに飽きるので困ります」
・「読まなくなった本や漫画。1度読んだら大抵読まないくせに残したがる。でも、子どもの気が済む頃に再度処分するか聞いてみると、あっさり要らなかったりする」
・「夫が娘のためにゲームセンターでとってくるぬいぐるみ類の収納場所がないため、寝室が狭くなりました」

いただきものや、おまけのおもちゃなど、意図せず増えてしまうことも多いおもちゃ類。捨てたくとも、いただきものだったり、子どもが気に入っていたりすると、なかなか処分もしづらいですよね。

おもちゃの収納や処分のコツとしては、
・「高さを自由に変えられるラックを購入し、おもちゃの背丈にあわせてラックの高さを変え、収納しています」
・「片づける場所(収納ボックスなど)を決めて、そこに入らなくなったおもちゃは、子どもに確認の上処分」
・「ブロックやパズルなどの細かいものは、ジップロックに入れてなくさないように管理」
・「おもちゃ別にBOXを作り、片づける時は一緒に、元あったBOXにしまいます。おもちゃ別にしっかり片づけられるし、決まったBOXがあると子どもも片づけやすいみたい」
・「今は遊ばないけど、大好きでまたブームがきそうなおもちゃは、見せる収納でそのものがあることを常に意識させるように飾っておく」
・「レゴの片づけが面倒。放置すると床も掃除できないので、1週間に1回は子ども部屋でルンバを動かすようにしてます。ルンバに食べられないように子どもが必死で片づけてくれる」
・「全員女の子なので、出来るだけ集めるキャラクターを統一化する様に誘導します(シルバニア一択やリカちゃん一択など) 」
・「おもちゃを増やさないよう、買う時は何か使っていないのを手放させる。それは子ども自身に選ばせるので後で文句は言わせない」
などの声が寄せられました。

【服】


服の収納の悩みとしては、今は着ないけど後々切る服の保管に困っているという声が多数。
・「サイズアウトした服を下の子のために取っておくための収納」
・「親戚の少し上の年齢の子からお下がりをいただいていて、上の子、下の子にとっておいています。ジャストサイズのものが少ないので着られるまでとっておくとやはり収納場所をとります」

子どもの年が離れていれば離れているほど、長期間大量に保管しなきゃいけなくなるし、年齢とともに洋服もかさばるようになるので、収納にはホントに困りますよね。また、今のところ予定はなくとも、「もしかしたらもう1人できるかも」との思いから捨てられない人も。そうなると、男女どちらの服も取っておかなければならなくなるため、状況はさらに深刻といえそうです。

そこで、子ども服を上手に収納している人に、その方法を尋ねたところ、
・「下の子のためにとってある服や季節ものの服など、今すぐに着ないものは圧縮袋に入れて立てて収納」
・「外から見てもわかりやすい収納ボックスにいれています」
・「大きなジップロックに入れて名称とサイズ・季節などを書いてダンボールに保管。下の子に着せたいときに一目瞭然で便利です。要らなくなったらジップロックごと寄付する先に持っていく」
などのアイデアが寄せられました。

確かに、サイズ毎にわかりやすく仕分けてあれば、使いたい時にサッと取り出せるから、使わないままサイズアウトなんてことも防げそうですよね。また、もう着なくなった服については、知り合いに譲ったり、リサイクルショップなどで売るという人が多数。特に、数回しか着ていないお出かけ服などは、捨てるよりもリサイクルに回すことが多いようでした。

【園・学校関連】
もっとも収納や処分に困っている人が多かったのは、園や学校で作ってきた制作物。特に「立体的な作品がかさばって収納に困る」という悩みが多く寄せられました。
増え続ける制作物を全てとっておくことはやはり難しいため、ほとんどの人は処分をしていましたが、そこにはさまざまな工夫もみられました。

・「1年間でお気に入りを5点ぐらい残したら、それ以外は写真に撮ってから処分」
・「持ち帰ってきたらすぐに家のあちこちに飾り、ゴミの日に『もうたくさん見たからバイバイする?』と聞いて、納得したものを処分します」
・「かさばって片づけられないものは、写真に撮って実物は処分。絵などはファイルにしまっています」
・「私の家庭では教科書など異様に増える中学生になったのをきっかけに、自分でどうするか判断してもらいました。一生あった方が良いものもあるので、私も最後はきちんとみて、話し合って処分するものを決めました。収納は1箇所・大きい透明プラスチック衣装ケースに決めて、これ以上増えないよう娘も心がけています」

子どもにとっては思い入れのある作品だけに、子どもも納得のいく形で処分することが大事なようです。



また、増え続けるプリント類に関しては、
・「テストなどは少量だけファイルして、一年毎に残していますが、いらないものはスグ捨てます!」
・「年度末に一度整理します」
などの声が寄せられました。

収納対策としてのレンタル・サブスク利用の実態

アンケートでは、「もう1人授かったら…と思うと、ベビーベッドや抱っこ紐、赤ちゃん用のおもちゃなどの捨てるタイミングがわかりません」という、子育て世代ならではの悩みも多く寄せられました。確かに、ベビーベッド、ベビーカー、ハイチェア、車のベビーシートなど、かさばるものも多いだけに収納場所には困りますよね。そういった悩みに対応すべく、最近はレンタルやサブスクなどのサービスも増えてきています。実際に、これらのサービスを利用している人はどのくらいいるのでしょうか?



ものを持たないための、レンタルやサブスクリプションサービスを利用したことはありますか?

したことがある…27票(8.3%)
したことはないが、してみたい…95票(29.2%)
したいと思わない…203票(62.5%)

アンケートの結果、収納対策でレンタル・サブスク経験のある人は1割未満とまだまだ少ないことがわかりました。ただ、今後利用してみたいと、興味を持っている人も3割程度。そこで、レンタル・サブスク経験者に、実際に利用してみての感想を聞いてみました。

・「便利でいい。保管場所を考えなくていいのは助かる」
・「おもちゃのレンタルを利用していますが、子どもがハマるかどうかを見極められるのが本当に便利で、実際に購入に繋がったケースが何度もあります。必要ない買い物を減らせる点も嬉しい。年齢が上がるとともに処分に困るおもちゃの量を減らせるのもよい」
・「ベビーベッドをレンタルしました。費用としては購入するのとそれほど変わりませんでしたが、処分の手間がかからないのでとても満足でした」
・「ベビーベッドをレンタルしました。必要な期間が短いので布団だけ購入しベッドは毎回レンタルしてます。使い終わったら返却し、場所を取らないので良かったです」
・「結婚式や卒園式など、一度きりで同じ服を着回ししにくいシーンでレンタルしたことがあります。サイズ、色、生地の厚さなどこだわるとあまり選択肢はなかったですが、買うと高くつくので助かりました」
・「子どもの七五三の時に着るスーツをレンタルしました。とても綺麗で状態のいいものが届きました。記念写真も撮ったので思い出に残りました」
・「最高です。物を持つことにこだわっていましたが、サブスクで読書していますが、本当に大事な本だけ電子と書籍両方持ち、以前より大事にすることができました」
・「本が好きなので、実際に手に取って読まなきゃ…とずっと思っていましたが、電子版でも楽しめました。こだわらなくてもいいんだなと感じました」
・「やはり物を持つと、管理や維持費、処分にもお金や労力がかかるので、そういうものが全て任せられるのはすごく魅力。こだわりのあるものは所有し、無いけど使いたいものはレンタルが良いと思う」

実際に利用したことのある人の経験談からは、その満足度の高さがうかがえました。ちなみに、所有するものとレンタルするものの線引きとして挙げられていたのは、使う頻度や期間、価格、そのもの自体へのこだわりなど。それらを自分基準で選別していくことで、収納に振り回されない身軽さを手に入れられたと実感しているようです。コロナ禍によるリモートワークの普及や、アウトドアへの人気の高まりなど、新しいアイテムを必要としがちな今、レンタルやサブスクの活用は、上手な収納に欠かせないツールになりそうです。




文=酒詰明子

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