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病気のため働けない夫。お金を節約する話をすると泣いてしまいます…【お悩み相談】

  • 2021年10月24日
  • レタスクラブニュース


夫との関係、義実家との付き合い、仕事やキャリア、ママ友などの人間関係……。毎日がんばって生きていると、悩みは尽きませんよね。そんなお悩みに、専門家がアドバイス。
■相談者プロフィール

詩織(32歳女性)

実家ではお菓子しか作っていませんでしたが、結婚してからはだいぶご飯作りも上達しました。

お悩み相談


結婚して4年になる夫(33歳)と2人暮らしの32歳主婦です。現在夫は、病気で退職した後、自宅療養をしています。私もパート勤務しかできないため、出費が収入をはるかにオーバーしている状態で、貯金を崩しながら生活しています。

少しでも貯金が減るペースを抑えるために節約したいのですが、夫とお金の話ができずに困っています。

もともと夫は、お金のことは考えたくないというタイプで、やりくりは完全に私まかせ。ただ、お金のかかる趣味はありませんし、飲み会も行かず晩御飯は毎日家で食べる人だったので、今までは夫と相談しなくても問題ありませんでした。

でも、今の状況だと食費や日用品の出費を減らす必要が出てきました。できれば夫にも理解してもらいたいと思って相談したのですが、体調が悪いせいもあって「自分が働けてないからだね…ごめんね…」と泣き出してしまって、全く話ができませんでした。

特に減らしたいと考えているのは食費ですが、なかなか思うように削れません。夫は体調の波が激しく、食事が全く食べられないこともあるので、少しでも夫が食べやすいもの・食べたいものを作るようにしているため、どうしても食費が嵩んでしまいます。

病院でもちゃんと食べられているか、バランスは大丈夫かといったことを聞かれるそうで、食が細い分、せめてバランスよく食べなくてはと考えているようです。献立を組む時に「お肉が続くから、魚を入れよう」とか「豚と鶏の日があるから、もう1日は牛にしようか」とか言ってきます。

夫は自炊経験がなくスーパーにも行かないので、何が高い食材で何が安い食材なのかを理解していません。一度うっかり「えー、それだと高くつくよ」と言ってしまったところ、今にも泣き出しそうな雰囲気になってしまったので、食材の高い、安いという話題もNGのようです。

協力してもらうのは難しそうなので、夫には気づかれないようこっそり節約したいと考えていますが、どんな工夫をすれば良いかわからず悩んでいます。

食費よりも固定費などを見直して節約を


病気で退職をされたご主人を支えながらの生活、本当に大変だと思います。こっそり節約をしたいとのことですが、ご主人から献立のチェックもされているようで、なかなか難しい状況だと思われます。

解決方法として、食費よりも固定費を削ることに重きを置いてみてはいかがでしょうか?

自宅療養中のご主人さまは体調の波が激しいとのことで、食事への気遣いは大事にされたほうが良いかと思われます。ですので、食費よりも固定費の家賃や保険代、通信費などの見直しから始めるのも1つの手段です。

ちなみに退職後2年以内であれば、傷病手当を受給できる場合がありますので、一度地方自治体の福祉事務所や医療機関のソーシャルワーカーに相談されてみてください。

■回答者プロフィール

水瀬 なお

人間関係や仕事関連のお悩み等が得意。 ファイナンシャルプランナーとして、さまざまな視点から物事の解決のお手伝いをさせていただきます。


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