幻想的な蜃気楼を捉えた大野さんの写真展【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】
プロカメラマン大野隆雄さん(名古屋市)の写真展「自然の神秘 絵のような世界 蜃気楼(しんきろう)」が3日、魚津市の魚津埋没林博物館で始まった。4月30日まで。
大野さんは6年前から魚津に通い、蜃気楼の撮影を続けている。写真展は昨年に続く第2弾で、新作8点を含む計12点を出品した。
辺り一面オレンジ色になった夕暮れの新湊大橋が上に反転し、チョウのように見える「蝶の舞」、ピンク色に染まった朝の新湊大橋の変化を捉えた「朝陽をあびて」、真っ青な海の向こうに白い護岸が伸び上がる「マリンブルー」など、色鮮やかな一瞬を切り取った幻想的な作品が並ぶ。
大野さんは「写真のような絵を描く画家がいるように、絵画のような写真にこだわった。一期一会の蜃気楼の美しさに触れてほしい」と話している。
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