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キャンプやドローン操作イベント実施 旧東浅川小校舎、金沢市が基本計画を策定

  • 2024年1月12日
  • 北陸新幹線で行こう! 北陸・信越観光ナビ

東浅川小の旧校舎。金沢市が整備の基本計画をまとめた=浅川町(市提供)【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】
 ●体験型イベントで森に親しみを

 2019年3月に閉校となった東浅川小の旧校舎を活用した森育(もりいく)・木育(もくいく)の拠点施設整備で、金沢市は11日までに基本計画を策定した。市内の野外活動ができる13施設と連携して、ソロキャンプやミニドローン操作などの体験型イベントを実施し、市民に森林に親しみを持ってもらう。

 共同イベントでは、校舎内の工房でスギ材で皿を作ったり、調理室でキャンプ飯の作り方を教わったりした後、医王の里オートキャンプ場でソロキャンプを楽しむ。

 体育館でVR(仮想現実)のチェーンソーで木の伐採を疑似体験し、苗木の搬送に用いるミニドローンの操作を実際に体験。金沢林業大学校の実習林で親子で植林するプランもある。

 東浅川小の校舎と体育館、運動場を活用して整備する拠点施設は「森と市民をつなぐ中継地点」とし、「活動・交流」「林業支援」「木材活用」「人材育成」「情報発信」の五つの機能を設ける。金沢林業大学校を永安町の金沢森林組合内から移し、林業の担い手を育てる。

  ●25年度から整備工事 26年度に供用開始

 市は新年度に施設の基本・実施設計を行い、25年度に整備工事に着手、26年度中に供用を開始する。市森林再生課の担当者は「体験を通して森や木に親しみながら、アイデアを生み出してほしい」と話した。
【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】

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