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空調服とコラボしたレインジャケット。雨晴れ兼用で不快な気候に対応

  • 2024年3月27日
  • Gizmodo Japan

空調服とコラボしたレインジャケット。雨晴れ兼用で不快な気候に対応
Photo: カネコヒデシ

春はもうすぐそこ。その後に迎えるのは夏。と言いたいところですが、その前にジメジメした季節に耐えなくてはなりません。

この先迎える梅雨をはじめ、通年で雨の日に快適に過ごせる、完全防水のジャケットを紹介します。

不快な雨の日も快適

今回、ボクがご紹介するのは、(株)空調服とブランドmeasnwhile(ミーンズワイル)がコラボレーションした「Air Circulation System Rain Jacket(エアー・サーキュレーションシステム・レインジャケット)」です。

“身体に最も近い道具”としての機能を追求したファッションを提案するブランドmeanswhileと、電動ファン付きウェアの展開でおなじみの空調服®。

いったいどんな着心地なのか、いつものことながらプレスルームに伺って、試してきました。

空調服®といえば、工事現場などで働く方が着用しているイメージでしたが、ここ数年は、野外フェスやキャンプなどのアウトドアシーンをはじめ、街中でも電動ファン付きウェアを着用している人も急増中です。

そんな空調服®の電動ファン付きウェアを、meanswhileがファッションとして解釈したのがコチラ。

もともとは2020年春夏シーズンに発表したものですが、この2024年春夏に待望の復刻を果たしました。今回、ボクが着用しているのは、新色のバトルシップグレー。

背面に空調服社の生理クーラー®理論に基づいて、ファンから外気を取り込み気化熱で身体を冷やすエアーサーキュレーションシステムを搭載しています。

バッテリーはウェア内部に搭載されており、スイッチひとつでファンのオン/オフの切り替えが可能。しかも最大出力18Vの大容量で、使用時間は最大で24時間ほどだとか。ファンの強弱にはターボモードもあり、瞬間冷却も可能。ちなみに、取材当日はかなり肌寒い日でしたが、ターボモードでファンを作動させた瞬間に暖かい室内にいても数分で体は冷え冷えに。

ファン部分にはファンカバーを装備。これによって、雨の日でも着用可能にしています。

実はファン付きウェアのデメリットとして、ファン部分から外気を吸い込む機能が雨とは相性が悪いらしく、市場でもレインウェアと空調服の機能を両立させている製品はあまり投入されていないそう。

ファンカバー部分は内蔵のナイロンテープを引くことでたくし上げられ、電動ファンの性能を最大限に高めることが可能。だから、蒸した雨の日でも外気温と雨の濡れから身を守りつつ、ウェア内を電動ファンによってかなり快適に過ごせます。

さらにファンカバーを下げた状態であれば、ファンを取り外して通常のジャケットとしての着用もできるデザインもうれしいですよね。

雨の日以外でもふだん使いが可能

表地には、防水透湿のオリジナルマイクロリップストップナイロンを使用し、フロントとサイドのジッパー部分には止水テープが施され、裏地の縫製部分はシームテープ加工。ゴワつかず、バッテリーとファンの重量はあるものの、とても軽量なジャケットに仕上がっています。

フロント部は、ワンハンドで調整可能なウェビングテープ、そして首まわり(前後)にあるふたつのアジャスターでジャケット内の空気の流れの調節が可能に。

ちなみに、フロントの左右にあるジッパーは、フードの裏を通るようにジッパーが繋がっており、外すとベストに。ベストの脇部分に配置したスナップボタンにより、フィットと⾵量の調整が可能になっています。

たとえば晴れた暑い日は、暑さ対策としてベストのみでの使用もいいかと。

取り外した上着(ファンカバー)もナイロンカーディガンとしての使用も可能。

雨の日以外にも対応する、まさに全天候型のレインウエア。春先から冬初めまでのオールシーズンで活躍しそうです。

Photo: カネコヒデシ

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