【2025年版】 いつか行きたい! 日本の春の絶景 〜北海道・東北〜全70スポット!

  • 2025年4月12日
  • CREA WEB

 日本が誇る四季折々の魅力に迫る季節の絶景特集。まだ知られざる四季折々の表情を見せてくれる日本の風景に改めて魅了されたという人も多いはず。

 今回は、北海道・東北エリアの絶景&風物詩をまとめてご紹介します。GWのお出かけの参考に、来年の春旅の参考に。美しい絶景を写真で振り返るのもおすすめです。


◆北海道

◆浦臼神社


浦臼神社。

 札幌市・旭川市の二大都市のほぼ中間地点に位置する自然豊かな浦臼町。森の中に、ひっそりとたたずむのが、開拓期に落成した無人の神社、浦臼神社だ。

 エゾリスや野鳥が生息し、地面一面に広がる青いエゾエンゴサクや赤紫色のカタクリの花の中にいる様子は、まるで絵本の世界。

 エゾリスは朝食の木の実を探しに境内にやって来るので、早朝に訪れるのがおすすめ。動物のいない時間帯でも、色鮮やかな花の絨毯や山ざくらと鳥居の風景は、一見の価値あり。

浦臼神社(うらうすじんじゃ)

所在地 北海道樺戸郡浦臼町黄臼内186-90
https://www.town.urausu.hokkaido.jp/kankou/spot/spot01.html


◆青森県

◆弘前公園の春陽橋


弘前公園の春陽橋。

 弘前公園の西濠を隔てる春陽橋は城内でも最長の橋であり、西濠に沿った桜並木は「桜のトンネル」と言われ、桜が咲く時期は多くの観光客で賑わい、満開時には、水鏡に映った桜の絶景を楽しめる人気スポット。

 弘前さくらまつりは、毎年約200万人がお花見を楽しむ日本屈指の桜祭り。ひとつの花芽からいくつもの花が咲き、もこもこと迫力のある花付きが特徴とされる弘前の桜。爛漫と咲き誇る弘前の桜を眺めて、春を堪能してみては。

弘前さくらまつり

開催期間:2025年4月16日(水)〜5月5日(月・祝)

弘前公園の春陽橋 (ひろさきこうえんのしゅんようばし)

所在地 青森県弘前市大字下白銀町1
https://www.hirosaki-kanko.or.jp/edit.html?id=cat02_spring_sakura


◆岩手県

◆五郎沼の桜


五郎沼の桜。

 平泉・藤原氏初代清衡の孫、樋爪太郎俊衡が建立した樋爪館跡の南にある五郎沼。

 沼のほとりに植えられた桜が水面に映る様子は、辺り一面をピンク色に染め上げ、訪れた人を魅了する。

 7月には駐車場隣の蓮池で、中尊寺で泰衡の首桶から見つかった種を復活させた古代蓮(中尊寺ハス)が美しい花を咲かせる。

 沼を一周する約1キロの散策コースでは、五郎沼経塚跡や指定文化財の箱清水石卒都婆群などを巡ることもできる。

五郎沼の桜(ごろうぬまのさくら)

所在地 岩手県紫波郡紫波町南日詰字箱清水
https://iwatetabi.jp/spots/5715/

◆宮城県

◆みやぎ蔵王えぼしリゾートのスイセン


みやぎ蔵王えぼしリゾートのスイセン。

 刈田郡蔵王町にある、宮城県最大規模を誇るスキー場。

 冬のスキーはもちろん、夏はトレッキング、秋は紅葉や芋煮会など、一年を通じて楽しむことができる。

 春になると、なんとゲレンデの一面に30種以上、約50万株のスイセンが咲き誇り、見渡すかぎり黄色のロマンチックな景色を堪能できる。見ごろは例年4月下旬〜5月中旬。

 レストランも併設されているので、ゆっくり過ごすことができる。たけのこが販売されることがあるので、お土産にも。

みやぎ蔵王えぼしリゾートのスイセン(みやぎざおうえぼしリゾートのスイセン)

所在地 宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉
http://www.eboshi.co.jp/


◆秋田県

◆八幡平ドラゴンアイ


八幡平ドラゴンアイ。写真提供:秋田県観光連盟

 八幡平山頂付近にある鏡沼(かがみぬま)に現れる新しい観光スポット。

 5月下旬から6月上旬に、雪解け水が大量に沼に流れ込み、浮力で中央部分が盛り上がり、さらに中心部から雪が解け始めることで龍の目が形成される。

 まだ雪が残る登山道を歩いた先にある、神秘的な光景に感動すること請け合い。沼、空、天候などさまざまな自然条件が一致したときにのみお目にかかれる奇跡の光景に、思わず息をのむ。

八幡平ドラゴンアイ(はちまんたいドラゴンアイ)

所在地 秋田県仙北市八幡平山頂付近
https://www.pref.akita.lg.jp/pages/archive/40618


◆山形県

◆白川湖の水没林


白川湖の水没林。

 飯豊町にある白川ダム周辺には、ダムによって形成された人造湖、白川湖がある。

 白川湖に春先の雪解け水が流れ込み、満水の時期を迎えると、そこはまるで別世界。「水没林」という春の雪解け時期だけに出現する、珍しい光景を目にすることができる。

 湖水に映し出される新緑のシロヤナギが神秘的な雰囲気を演出。見頃は4月中旬〜5月中旬までの約1か月間。短命なその美しさは必見。

白川湖の水没林(しらかわこのすいぼつりん)

所在地 山形県飯豊町数馬218-1
https://yamagatakanko.com/attractions/detail_12486.html


◆福島県

◆風呂山公園の山ツツジ


風呂山公園の山ツツジ。

 県南の‎塙町にある風呂山公園は、「ふくしま緑の百景」に選ばれた奥久慈県立自然公園。

 日露戦争終戦後、当時の青年会の有志により町の希望の木として山ツツジが植樹され、今日まで100年にわたり町民によって育てられてきた。

 毎年、4月下旬から5月上旬にかけて約4,000株の真っ赤な花が咲き誇る壮麗な景色は圧巻。

風呂山公園の山ツツジ(ふろやまこうえんのやまツツジ)

所在地 福島県東白川郡塙町桜木町
https://www.tif.ne.jp/jp/spot.html?spot=5056

文=CREA編集部

あわせて読みたい

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright (c) Bungeishunju ltd. All Rights Reserved.