
嚴島神社をはじめとする寺社仏閣や素敵なお店が点在する宮島へ。島内の観光途中にひとやすみできる「CAFE HAYASHIYA(カフェハヤシヤ)」でひんやりスイーツはいかがでしょうか。広島の柑橘を使った自家製シロップのかき氷や和スイーツがそろいます。
常ににぎわいをみせる表参道商店より内陸側に平行するようにある「町家通り」は、宮島のかつてのメインストリート。「CAFE HAYASHIYA」は、そんな伝統的な家々が連なる通りの景観に溶け込むカフェ。「島の文化を伝える和みの空間でゆっくりと過ごせるように」と訪れる人を迎えます。数寄屋造りの雰囲気がただよう店内では、和と洋を掛け合わせた手作りのスイーツやドリンクを提供しています。
1年中楽しめて、看板メニューのひとつであるかき氷。5種類以上の定番と旬を取り入れた「今日のかき氷」の常時10種類以上がそろいます。シロップはすべて自家製で、不知火(しらぬい)やゆず、ネーブルといった県産の柑橘や甘酒ミルクを使ったものなどやさしい味わいが魅力。
甘酒を加えたミルクシロップは素朴な甘さで、旬の果物のおいしさとの相性もぴったり。通常のかき氷はふわふわの純氷を使っていますが、プラス200円で弥山原始林の天然水を使用した「宮島純氷」への変更も可能に。なめらかな舌触りで、やさしい冷たさが特徴。県産柑橘との相性もよく、広島尽くしの味わいが楽しめます。
こちらの楽しみはかき氷だけではありません。有機栽培抹茶を使ったスイーツも多彩にそろい、なかでも「tea’sパフェ」は、抹茶とほうじ茶、玄米茶の3つのお茶の味わいを、グラノーラや餡といった多彩な自家製フィリングで楽しめます。トッピングのバンビクッキーもとってもキュート。春にはイチゴ、秋はピオーネやシャインマスカットといった、季節限定のパフェも登場します。
和を楽しむスイーツは、まだまだあります。「最中SET」は、自分でジェラートや白玉、自家製餡を最中に挟んで味わうスタイル。ジェラートは、抹茶、ほうじ茶、ミルク、ラムレーズンの4種類からセレクトを。ドリンクには抹茶かほうじ茶が付き、和のカフェタイムが楽しめます。
バンビをモチーフにした宮島ならではのオリジナル雑貨も販売。マスキングテープやスタンプ、メモ帳など、かわいいバンビがあしらわれた文具はおみやげにもぴったりです。
宮島さんぽのひと休みは「CAFE HAYASHIYA」へ。おいしい時間を過ごしてくださいね。