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神戸・元町にある洋菓子の老舗「ユーハイム 本店」で見つけた多彩なバウムクーヘン

  • 2023年6月11日
  • ことりっぷ


1909年に中国・青島で創業、横浜で日本1号店を構え1923年に神戸へ。神戸に根付いてちょうど100年目を迎える「ユーハイム」。バウムクーヘンが有名で、全国に約270店舗も展開していますが、本店は神戸・元町にあるって知っていましたか? おなじみのバウムクーヘンだけでなく本店限定のアッフェルバウムや100周年事業の一環で生まれたバウムクーヘンキュートなど、多彩なバウムクーヘンそれぞれのこだわりを紹介します。
JR元町駅から南へ徒歩3分、神戸元町商店街にある「ユーハイム本店」。1階ではバウムクーヘンのほか、ショートケーキなどの生ケーキ、クッキー缶など、幅広い洋菓子を販売、2階はカフェスペースです。
昨年のリニューアルを機に内装を一新。トリコロールカラーの“ユーハイムチェック”をアクセントにした、レトロモダンな空間が広がっています。
切りたてを提供する巨大バウムクーヘン、こだわりの素材を使用した究極のバウムクーヘン、リニューアルしたユーハイムクランツなどを印象的に配置し、ケーキの博物館に来たようなワクワク感が楽しめます。
ユーハイムは100周年を機に、あらためて食品添加物をつかわない“/0(スラッシュゼロ)”のお菓子づくりに力を入れています。一般的に食品表示の「原材料名」で食品添加物を表記する場合は、/(スラッシュ)で区切って表記されるため、スラッシュが0=食品添加物が使われていないことを意味するそうです。
たとえばバウムクーヘンは卵黄と卵白を別だてし、丁寧に粉類と合わせることで乳化剤や膨張剤と言った食品添加物をつかわないバウムクーヘンづくりに成功。これは職人さんの技術があってこそ。
バウムクーヘンは切りたてがおいしいそうで、大きなバウムクーヘンの切り売りをしています。すぐ食べるなら、ぜひこの切り売りバージョンを味わってみてください。
20年をかけた素材とレシピの研究を経て、2022年に誕生したのが、バウムクーヘンをチョコレートコーティングしたバウムクーヘンキュート。
バウムクーヘンとチョコレートのバランスを考え、最適なサイズを追求した結果、3㎝の厚みの小さなバウムクーヘンを6つ重ねた形になったと言います。
フレーバーはホワイトチョコレートのプレーン、チョコレート、抹茶の3種。
チョコレートの濃厚な甘さに負けないよう、バウムクーヘンは風味がしっかりした国産発酵バターとリューベック産マジパンを使用。バウムクーヘンとチョコレートのマリアージュを堪能してくださいね。
まん丸のバウムクーヘンをカットすると、国産りんごのシロップ漬けが顔を見せる、アッフェルバウム。こちらは本店とオンラインショップでしか買えない限定商品です。
バウムクーヘン生地はマイスターの手焼きで、ひとくち食べると生地の上品な甘みとりんごのほのかな酸味が広がります。アイスクリームや生クリームといっしょにたべるのもおすすめです。
カットする前のパッケージは、りんごそのもの。プレゼントにも喜ばれそうですね。
バウムクーヘンと同じく創業当時から人気が高いのが、100周年を機にフランクフルタークランツから改名したユーハイムクランツ。スポンジケーキに、くちどけのよいバタークリームをまとわせ、リニューアルしたアーモンドシュガーをまぶしています。
本場ドイツでは、カラメリゼした茶色いアーモンドをトッピングしているものが定番ですが、創業者であるユーハイム氏が日本バージョンとして美しい白一色になるようアーモンドシュガーにアレンジしたそうですよ。
ドイツのお茶菓子をルーツにもち、ユーハイム開店当時から販売していたロングセラーのクッキー缶・テーゲベックもチェック。
バターの風味をしっかりと味わえるビスケットや、メレンゲベースで軽い食感のビスケットなど、さまざまな味わいが楽しめます。
1階でお買い物したあとは、2階のカフェで休憩はいかが? カットしたバウムクーヘンの盛り合わせや1日12食限定の本店特製ショートケーキセットなど、カフェならではのメニューを提供しているので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

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