季節の野菜たっぷりの新感覚おばんざいプレートが楽しめる♪ 京都・五条の町家レストラン「食と森」

  • 2022年11月3日
  • ことりっぷ


2022年6月、京都・五条エリアにオープンした「食と森」は、古き良き町家の雰囲気が素敵なレストラン。フレンチやイタリアンで経験を積んだ店主が手がけるおばんざいプレートは、ふんだんに野菜が使われているほか、洋風の素材や調理法が取り入れられるなど、どこか新しい味わいが魅力です。プリンやチーズケーキといったスイーツもあり、さまざまなシーンで楽しめそうです。
地下鉄五条駅から歩いて9分ほど。西本願寺と東本願寺の間の静かな路地にお店があります。
店主の松田俊昭さんは、フレンチやイタリアンなど国内外の星付きレストランなどで活躍した経歴を持つシェフ。独立を機に現在お店がある町家と出会い、オープンに至ったのだそうです。町家の持つ和の雰囲気に合わせ、新たな挑戦となる京都らしいおばんざいを提供しています。
お店は、大正時代に建てられたという町家をリノベーション。以前のまま残っていたというタンスなど家具もそのまま使われており、タイムスリップしたような気分が味わえます。ところどころに飾られている観葉植物の緑にも癒され、心地よい時間が流れます。
また、もとは豆腐店だったということから、豆腐を使ったメニューも取り入れるなど、空間に合わせたコンセプト作りも徹底されています。
「食と森」の看板メニューは、ご飯とみそ汁、7~8種類近くのおばんざいがセットになったランチプレート。季節の野菜などその時々で仕入れたものを使っているため、おばんざいの内容は日によって異なります。
野菜やきのこの天ぷらの衣は、小麦粉と炭酸水、イーストを使うベニエ生地になっており、ザクザクとした食感を楽しめます。ほかにも、バターナッツかぼちゃやミニキャロットといった変わり種の野菜や、赤ワインビネガーやバジルソースなど洋の味を取り入れているのもポイント。フレンチやイタリアンで経験を積んだシェフならではのこだわりを感じます。盛り付けや野菜が生み出す彩りの美しさも魅力です。
「食と森」ではスイーツもいただけます。プリンは、たっぷりの生クリームとちょこんとのったさくらんぼがレトロでかわいらしい一品。使用している卵は京丹波産で、無農薬のエサで育てられた鶏が産んだもの。しっかりとした食感に、卵のやさしい甘さとカラメルのほろ苦さがふわりと広がります。
バスクチーズケーキには豆乳を使用し、グルテンフリーなのもポイント。しっとりとした生地で、まろやかな香ばしさを感じるほっとする味わいです。
自家製のドリンクもあり、中でもビネガーサイダーがおすすめ。福井県で採れたいちごなど、その時々で収穫したフルーツを使っています。ごろっと入ったフルーツの味わいとビネガーの酸味がさわやか。レトロなデザインのグラスも町家の雰囲気にぴったりです。
季節の素材を使った料理を楽しみに何度も訪れたくなる「食と森」。こだわり抜かれた料理と空間で、とっておきの時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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