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自然の中にたたずむ、絵本専門の美術館で童心に返ってのんびり♪山梨「小淵沢絵本美術館」

  • 2022年6月22日
  • ことりっぷ


国内外のさまざまな絵本や原画がそろう、山梨県北杜市小淵沢町にある絵本専門の「小淵沢絵本美術館」。スタッフがセレクトした絵本などがずらりと並んでおり、絵本やオリジナルグッズが購入できるショップコーナーもあります。広々とした草原を目前にしたメルヘンな空間で、童心に返って心ゆくまで絵本の世界に浸りませんか。
小淵沢I.Cから車で約6分。レインボーラインを進み、星野リゾート  リゾナーレ八ヶ岳を越え二つ目の交差点を左折した先に「小淵沢絵本美術館」はあります。スタッフの望月さんのご両親が1993(平成5)年に開館し、2019(令和元)年に運営を望月さんとお姉さんにバトンタッチ。欧米の人気絵本作家の原画や翻訳絵本など、大人も楽しめるさまざまな作品がラインナップされています。
館内に入ると、おとぎ話の世界に迷い込んだような空間が広がっています。月ごとに望月さんがセレクトしたさまざまな絵本が登場するので、訪れるたびに新しい作品に出合うことができますよ。休憩スペースのほかに、テーマごとに異なる展示を行っている4つの小部屋もあり、こちらの小部屋は、部分的にスローペースで展示内容が変わります。
展示の内容は公式HPでお知らせされるので、訪れる際にはチェックしてみてくださいね。
入館料600円にはドリンクのサービスも含まれているので、コーヒーやジュースを飲みながら、ゆっくりと絵本を楽しむことができます。
敷地内には富士山や南アルプスが望めるテラスや、緑の美しいミニガーデンもあるので、読書の休憩に訪れてみるのもおすすめです。
こちらは4つある小部屋の1つ、「藤田三歩・メルヘンの小部屋」です。彼女を代表する画風である、カラフルで透明感のある色彩で描かれた子どもたちの姿や、絵本の挿絵として描かれたおとぎ話の世界。繊細なタッチの少女のポートレートなど、藤田三歩のかわいらしいさまざまなメルヘン画を眺めることができます。
こちらも小部屋の1つである、アメリカを代表する絵本作家・ターシャ・テューダーのライフスタイルを紹介する「ターシャ・テューダー写真展」です。自然光や手作りの蜜ロウソクの下で描かれたという暖かなタッチの草花や動物などのイラストカードのほか、ターシャの庭づくりや言葉集などの関連書籍、絶版の絵本なども展示されています。
館内には、絵本や小物などの販売を行っているショップコーナーもあります。大きな本棚にはバラエティー豊かな翻訳絵本が所狭しと並んでおり、ポプリやカードセットなどのオリジナルの小物もラインナップ。訪れた記念に購入してみませんか。
こちらはひとつひとつ丁寧に手作りされた、ラベンダーポプリ入りの「手作り繭玉ドール」です。「赤毛のアン」のアンをモチーフにしており、繭玉で作られたかわいらしい顔や洋服、ラベンダーのフローラルな香りに癒されます。
こちらは、シシリー・メアリー・バーカーによって描かれた花の妖精画を、植物の中にセッティングし撮影された「花の妖精カード」です。3種類の異なる「花の妖精カード」が入っており、どの柄が入っているかは開けてからのお楽しみ。
さまざまな形で絵本の世界に浸ることができる「小淵沢絵本美術館」で、八ヶ岳の自然を感じながらゆったりと絵本を読み、のんびりとした時間を過ごしませんか。

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